株式会社ウィルモ

当社はクライアントさまのニーズに合わせた業務系ソフトウェアやシステム開発をメインに手がけるトータルソリューション企業です。
浮き沈みが激しいと言われるIT業界において、毎年安定した業績を上げ続けている当社の最大の強みは“提案力”です。クライアントの要望したものを完璧に作り上げるのはもちろん重要な事ですが、さらにその要望の先にある潜在的なニーズを察知し、より魅力的なシステムを作成する提案力には絶対の自信を持っています。
また、創業時からの徹底した「お客さまファースト」の姿勢も当社の特徴。例えば、システム開発は一般的に納品して終わりという会社が大半ですが、当社では納品前テストの結果をお客さまに事細かく報告・フィードバックし、次回以降の反省点や新たな提案もさせていただくなど、納品後も徹底したアフターフォローを実施しています。
お客さまの満足のいく製品を納期どおりに収めるのは当たり前。そこからさらに一歩踏み込んだサービスが、多くのクライアントさまから高い評価と信頼をいただいております。

質の高いシステムを作るには当然優秀なエンジニアが必要です。しかしIT業界は今深刻な人材不足に陥っています。特にシステム作りにおいて、中心的な役割を果たすリーダーシステムエンジニア（SE）の数は絶対的に不足しているのが実情です。私も元はエンジニアでしたので、優秀なリーダーSEがどれだけ重要な存在か身に染みてわかっているからこそ、当社では人材育成に最も力を入れています。
当社の育成プロセスを簡単にご紹介すると、採用するスタッフはほぼすべてが未経験なのですが、入社後2カ月ほどかけて基礎的な知識を習得してもらいます。その後、適正などを考慮した上で各部門に分かれて専門スキルを徹底的に磨き、短期間でプロとして恥ずかしくないレベルまで引き上げます。さらに任意参加型の勉強会も定期的に開催するなどして、個人のスキルアップを会社全体でバックアップしています。
また膨大な知識と経験が求められるリーダーSEについても、10年以上の経験を持つSEを対象に独自カリキュラムの研修を実施。将来のリーダー候補の育成にも注力しています。

ちなみに、優秀なエンジニアに必要なものは何だと思いますか？この質問をすると大半の人はスキルと答えます。それももちろん大切な要素ですが、私は最も必要なものは“人間力”だと思っています。だからこそ若手エンジニアには、時にはデジタルを離れてリアルな経験をたくさん積み、視野をどんどん広げることで人間力を養ってほしいと考えています。
そこで当社では、社員の人間力向上とレクリエーションを兼ねて「共済会」制度を設けています。毎月一定額を積み立て、それを基にイベントをするのですが、幹部はイベントには一切関わらず、すべて社員だけで運営します。イベント内容の企画から始まり、旅行会社や宿泊先との交渉、スケジュール調整などすべて自分たちで行うので苦労も多いですが、社員からは「大変だけどすごく楽しかった」と好評ですし、こうした経験がマネジメントの練習やリアルな経験を積む場になればと期待しています。
どれだけ技術が進歩してもそれを扱うのは結局人間です。当社はこれからも人材育成に注力しつつ、お客さまのお悩みを解決に導くオンリーワンの企業であり続けたいと思います。