株式会社高橋商事
- 製造・販売(卸)
総合職
勤務先:北海道
北海道版2026(2025年4月発行)
日本の食文化を担う誇りを胸に
あれもこれも、実は当社精米が原料です

日本の食文化を担う誇りを胸に
あれもこれも、実は当社精米が原料です
株式会社高橋商事 代表取締役社長
髙橋 伸也 氏
たかはし しんや
PROFILE
1971年旭川市出身。1991年4月(株)エイチビーシー映画社に入社。報道を担当し、ニュースやドキュメンタリー映像を制作。1995年、旭川市に帰郷し、(株)高橋商事に入社。その後取締役、常務取締役を経て2002年12月、代表取締役社長に就任。2020年より東日本農産(株)の代表取締役も兼務。社内ではガンダム好きで知られる。好きなモビルスーツは「やはりガンダムだね」と笑う。
全国から原料を仕入れ
精米加工して全国へ
旭川は収穫量国内第2位の北海道の中でも屈指の「米どころ」ですが、当社は地元の生産量をはるかに超える量の精米を扱っています。道内のみならず本州、九州のお米も扱っています。
また精米といっても主食用から米菓や味噌などの加工食品用、酒類用、調味料用など幅広く対応しており、大手外食チェーンやメーカーに原料米を供給。どこのスーパーやコンビニに行っても当社の米を使った商品がたくさん並んでいます。ここに当社最大の強みがあります。
主食用、加工食品用いずれも手掛ける競合は多くありません。米の用途やメーカーが求める品質価格に対し、的確な提案力と精米技術、供給力でニーズにお応えすることが可能です。設備投資を積極的に行い生産効率の向上に努めているほか、新たなビジネスモデルの開発にも取り組んでいます。食品安全の国際規格「FSSC22000」も取得。2020年には米穀販売国内大手の(株)神明と特定米穀の製造・販売を行う「東日本農産(株)」を設立。その後同じく大手の木徳神糧(株)も資本参加。栃木工場の稼働により多様なニーズ、幅広い販路で安定供給を目指します。
多様な要望に応じ得た信頼
盤石となった経営基盤
当社は父が1983年に創業し、しばらくは一般家庭や飲食店へ米の配送販売を行っていました。1993年は「平成の米騒動」が起こった年ですが、その2年後に私は家業に就きました。当時は数名の役員で切り盛りし50億円ほどの売上規模でした。2002年に社長として経営を任され人材育成と組織づくりを進めて、経営の足腰を強靭化し着実に足固めをしながら規模を大きくしてきました。今ではスケールメリットが生きてきています。売上・利益が下がる年が続いたとしても絶対につぶれない会社にする決意は揺るぎません。技術力と提案力で市場の変化に対応し、持続可能な成長を実現するための基盤ができました。
更なる企業認知度向上へ
従業員にやりがい、子どもに夢を
▼物流網となる高速道路や空港、貨物駅からのアクセスが良く、また旭川市内近郊全域にリーチしやすい好立地に貯蔵施設と精米施設が並ぶ
株式会社高橋商事
- 所在地
- 〒079-8431
北海道旭川市永山町8-147-1 - 電話番号
- 0166-47-5353
- 設立
- 1989(平成元)年3月
- 従業員数
- 53名
- 売上高
- 167億8,166万円(2024年12月期)
- 企業サイト
- https://www.takahashi-s.co.jp/