札幌石狩砂利協同組合
- 販売(卸)・情報通信メディア・その他
北海道版2025(2024年4月発行)
社会の創造に携わる喜びと
誇りを胸にインフラを支える

社会の創造に携わる喜びと
誇りを胸にインフラを支える
札幌石狩砂利 代表理事
橋本 ミツ子 氏
はしもと みつこ
PROFILE
高等学校卒業後、広告会社に入社し広告業全般に携わる。結婚後、主婦業の傍ら和装着付けの資格を取得し講師を務める。2006年、代表理事に就任し現在に至る。
良質な骨材の供給で
インフラを支える
2014年、石狩湾新港火力発電所建設工事において、当組合が供給する骨材(砂)が最適であり、かつ充分な量の安定供給が可能と評価されたことを契機に、大手ゼネコンとの信頼関係を確立することができました。これにより、その後の高速道路や北海道新幹線延伸工事、国土強靭化計画、札幌圏における再開発事業にも携わることができました。今後も、砂採取地周辺地域の皆さまとより強固な信頼関係を構築し、未来に向けた取り組みを続けていきたいと考えています。
当組合が位置する石狩市周辺では、特に「骨材」へのニーズが高まっています。骨材とは、ビル建築や道路、橋梁、トンネル工事などに用いられるコンクリートやアスファルトに混ぜて使われる砂利や砕石、砂のことです。良質な骨材を使用することは、耐久性が高く安全な建造物をつくるための要件の一つです。
この、供給している骨材や砂は、国や自治体、個人などが所有する土地から採取しています。私たちの仕事は、地域住民の方々のご理解とご協力なしには実現し得ないものです。地域との連携をより一層深めるため、また、日頃の恩返しという思いを込めて、屋内野球練習場の整備や、周辺地域小・中学校の設備向上に向けた取り組みなども進めてきました。
ベテラン社員とともに
根気強く経験を積む
私たちが求めている人材は、根気のある方です。土木業界に関する勉強をされた専門的な知識を持った社員もいますが、業界未経験で全くのゼロからスタートされ、しっかりと仕事を続けている社員もいます。まさにやる気次第といえるので、安心して挑戦していただければと思います。
重機を扱う仕事が主ですが、使い方を覚えてしまえばあとはコツコツと経験を積むのみです。ベテラン社員の作業は素早くかつ精度が高く、芸術的とすらいえる技術に思わず目を奪われる時があります。そんなベテランばかりに囲まれて、初めは気後れすることがあるかもしれませんが、根気よく続けていけば必ず務まる仕事だと思っています。
また、この業界ならではの特徴ですが、重機は1人で操作するためプライベートな空間が保たれ、自分のペースで仕事がしやすいと聞きます。黙々と仕事に打ち込みたい方、1人で作業することが得意な方には特に向いているように思います。
感謝の気持ちを忘れずに
暮らしやすい地域づくりを
私たちが扱っているのは骨材という建造物建設を支える資源です。インフラ整備に深く関わる仕事であることに日々大きな責任を感じていますが、社会の基盤を支えていることへの喜びと誇りも感じています。
今後も「暮らしやすい地域づくりへの貢献」という使命を忘れず、10年、20年先を見据えて業務に励んでいきたいと考えています。
札幌石狩砂利
- 所在地
- 北海道石狩市志美293-2
- 電話番号
- 0133-62-5556
- 設立
- 1997(平成09)年3月
- 従業員数
- 19名
- 売上高
- 8億1,999万円(2023年3月期)