株式会社堀口組
- 建設
事務職/技術職
勤務先:北海道
北海道版2025(2024年4月発行)
ICTで建設現場を効率化
働きやすい環境にも注力
ICTで建設現場を効率化
働きやすい環境にも注力
株式会社堀口組 代表取締役社長
堀口 哲志 氏
ほりぐち てつじ
PROFILE
1975年留萌市に生まれる。1997年4月、(株)堀口組に入社。2001年6月、取締役に就任。2002年6月、グループ企業である堀建巧業(株)の代表取締役社長に就任(現在は退任)。その後、(株)堀口組の取締役副社長などを経て、2013年5月、(株)堀口組の代表取締役社長に就任し、現在に至る。関連企業の(株)和秀、堀口運輸(株)、堀建巧業(株)の取締役を兼務。その他、萌志会(留萌建設協会二世会)の会長などを務める。
土木建設で地域に貢献
新技術の導入も
近年は、業界全体の人手不足を見越して、効率化を進めるためICTシステムを積極的に導入しています。国土交通省が推進する「i-Construction」をいち早く取り入れ、建設現場を映像で確認する遠隔臨場を導入しました。遠方の現場に足を運ぶ労力と時間を省力化でき、さらにCO₂削減にもつながります。除雪にも北海道大学との共同研究でAIを活用し、積雪量を自動で計測して出動を決められるようなシステムを開発中。以前は目視で積雪を確認していたため、大幅な効率化につながっています。ほかにも、入力した設計値をもとに作業ができる3DのARディスプレーを搭載したバックホウを導入し、より早く正確な工事ができるようになりました。
DX推進室を設けて
ICT機器の浸透を
当社ではこのような最新技術の習得だけでなく、若い社員の資格取得に向けた研修や勉強会を積極的に行っています。そのほか、講師を招いて交通安全や労災に関する研修を行ったり、昨年度は初めてパワハラ予防講習を行ったりと、業務の安全や職場環境の改善に向けた取り組みを進めています。
社宅2棟を新築など
福利厚生も充実
当社では女性社員が測量、現場管理などの業務でも活躍しており、2024年2月に厚生労働大臣より「えるぼし認定」を受けました。女性の管理職比率や平均勤続年数などが評価されてのことです。
今後も、男性女性問わず働きやすい職場環境に努めていきます。若い方は未経験でも知識や技術の習得が早いので、最先端技術に触れてみたい方はぜひ挑戦してほしいと思います。受け入れるベテランの社員も、現場でより丁寧に指導するなど時代に合わせて変化しています。地域の皆様に信頼される企業であり続けるため、新たな社員と共に尽力していきたいと思います。
株式会社堀口組
- 所在地
- 〒077-0021
北海道留萌市高砂町1-4-15 - 電話番号
- 0164-42-1162
- 設立
- 1963(昭和38)年1月
- 従業員数
- 118名
- 売上高
- 53億9,101万円(2023年3月期)
- 企業サイト
- https://www.horiguchikk.co.jp/
- https://www.facebook.com/horiguchikk/