中央システム株式会社

1980年に現会長である父親が東京新宿区にて創業。
当時より、多様なICT（情報通信技術）システム開発を行ってきました。
40年以上の長きにわたり、大手企業をはじめ、様々な分野のお客様のビジネスパートナーとして、また新しいモノづくりと発信ができる企業として成長を続けています。
私が代表取締役に就任した2008年ごろから数年は、リーマン・ショック、東日本大震災と日本経済に大きな影響を与える出来事が続き、今までの経営とは違う視点をもつことが必要とされました。これを機に弊社の強みや経営を見直し「社員給与水準を5年かけて20％アップ」「社内イベントを積極的に行い社員同士のコミュニケーションを強化」などの社内環境改善を敢行。結果、事業規模は2倍に拡大しました。その後、2017年より「株式会社日立ソリューションズ」の国内主要パートナーにも認定されるなど、大手企業と安定したパートナーシップを構築しています。

弊社は、堅実な事業基盤を活かし、2017年に研究開発を意欲的に取り組むための専門組織「Buzzworks(R)（バズワークス）」を立ち上げました。専任の社員が、企画から様々な「モノづくり（企画～最終工程）」に取り組んでいます。2023年に会社情報や採用に関するシナリオ型のチャットボットを作製。さらに対話型のAIチャットボットもリリースしました。このチャットボットは、社長と新入社員が開発したもの。これは「今後は、より積極的に社長から社員へ業務・技術を継承していく」ことの一環として、社員教育を兼ねた技術開発の取り組みです。社長自らプロダクトを生み出す力と発信力が弊社の強みです。
また、今後は若い人とともに、弊社既存の事業基盤と経営資産をより活かしていきます。そのことにより社員も会社も豊かになり、社会貢献にもつながると信じています。

安定したICT開発に加え、弊社では近年一気に広がった電子マネーのシステムや、成長分野でもあるポイントシステムの開発、さらにAIテクノロジーの開発にも注力しています。将来的にはCSRへの取り組みも強化し、社会的意義のある企業として事業を継続していきたいです。
弊社では20年前から女性の採用にも力を入れてきました。順調に女性社員の割合が増加し、今年度の採用は男女比ほぼ同数、男女忖度なく働ける環境となっています。
新入社員の教育では、ICTやAIに関わる技術研修以外にもコミュニケーション研修やビジネスマナー研修を実施。教育終了後も社内外の研修参加をサポートしています。
また、社員同士の交流や士気を高める制度も福利厚生の一環として取り入れています。今年度は「社員に心の癒しを」という目的で、社内で野菜を栽培、収穫する「農園部」を設立。このような他社にはない取り組みで社内のシナジーを高めています。
今後さらに、社長自ら大切にしている「モノづくりの魂」を継承していくために、若い人をプロデュースして新しい可能性を伸ばせる企業を目指します。弊社の次フェーズは「モノづくりの力」を持った人を育て、100人以上の企業規模にすることです。