株式会社PCCS

プレイヤー約1億人・観戦者約6億人といわれ、ゲーム・配信が一つの文化となったeスポーツ。高機能のPCと回線環境で快適にゲームを楽しめる専用施設も増加中。株式会社PCCSはeスポーツ施設の開業・運営を支援しています。ネットカフェの技術サポートが主業務だった2012年、大型ネットカフェのオンラインゲーム専用スペースを、メーカーと協力して開設。“eスポーツ”という言葉もない時代、反響を得て今後大きな流れがくると感じ、施設営業のシステム開発に着手しました。一つはプレイヤーのみ課金する入退店システム。eスポーツ施設は観客や仲間も集まり、人が多いほど賑わいます。当時はこの仕組みがなく、弊社が独自に開発。もう一つは自動アップデート管理システムで、韓国のものを改良。店舗内PC内の全ゲームのアップデート作業を日々一括で行い、効率的な営業を実現します。これらのシステムが好評で、eスポーツ元年の2018年に開業の都内大型施設への採用をきっかけに、RED°TOKYOTOWERなど国内80カ所以上の施設を手がけてきました。この実績と経験を活かし、開業運営のコンサルタント業務も行っています。

現在も多方面から依頼を受け、複数のプロジェクトが進行中です。2022年に誕生した近畿大学情報学部では、eスポーツアリーナ開設を担当。最先端の設備を使った授業、空き時間は学生が無料で使えると話題を集め、他の大学や専門学校も開設に意欲的です。グランドニッコー東京台場、榊原温泉スパスポ神湯館など格式ある宿泊施設もeスポーツルームを完備。地方自治体は地域活性化にeスポーツを活用、既存の施設をフリースクールの授業や交流の場に、シニア層に利用してもらう動きもあります。eスポーツはシューティング、格闘、パズルやカードなど種類が多く、性別や体型、年齢を問わず楽しめるのが魅力です。ゲーム婚も多い時代、eスポーツ施設が良き出会いの場所になったら嬉しい。さらにeスポーツがプロのスポーツと同格の競技となるのが理想です。課題はありますが、今後の発展のためにさらに認知度を高めたい。弊社では都内FM局から毎週日曜19時よりeスポーツをテーマにした「いーらじ」を発信、声優やストリーマーがカジュアルにeスポーツ関連のトークを行う、こちらのメンバーがイベントや施設に出演するなどのPR活動も推進しています。

ゲームのタイトル、PCも配信機材も数年で激変、業界も変化を続けています。私たちも企業として柔軟な姿勢、進んで新しいものを取り入れ広げていく力、クライアントやお客様のニーズを吸い上げ、協力し合うコミュニケーション力も必要です。最先端の業界ですが、弊社はeスポーツ施設を構築・運営支援する裏方。多数の施設を手がけてきましたが、１つ１つ異なります。小規模な会社であり、複雑な提案を行うため、調整など細かく地味な仕事も多くなる。そのため各フェーズでリアルなミーティングと情報の共有を行い、組織力を高めています。入社当初は忙しく、自分の役割が分からないと感じるかもしれません。2～3年で全体の流れを掴めれば自己管理もでき、自信を持って仕事に取り組めると思います。技術・営業とも、文系理系を問わず先輩社員が活躍中です。新しい提案や企画力で個性ある施設を提案・開設し、多くの方に喜んでいただくことが達成感となり、会社の成長、eスポーツ発展につながります。eスポーツ施設の開業と運営の支援で、日本唯一の経験値と圧倒的シェアを誇る。そんな私たちと一緒に、eスポーツで世界を変える力となってくれる方をお待ちしています。