官公庁のシステム開発で
約40年続く実績
弊社は創業以来40年ほど、官公庁向けに融資、給与計算、番号管理などの業務系ソフトのシステム開発や運用保守・支援を行っています。要件定義や設計など、上流工程からメーカーと共同でシステムを作り上げていけるのが強みですが、それは長い年月の蓄積があるからです。官公庁も企業も多くの場合、人の入れ替わりがあります。弊社は継続的に情報を社内共有しながら、お客様に対して改善・提案をしていく体制を敷いています。そのため、業務知識に関しては、多くの依頼をいただく官公庁からも大きな信頼を寄せられています。様々な客先常駐の現場には、チームとして2~10名ほどのメンバーで仕事にあたります。1年単位のプロジェクトを担当していき、最長で3年のものもあります。こうした官公庁と同じ目線でシステムを作り上げていくダイナミズムを経験でき、開発のスタートラインから携われるのは仕事のやりがいで、信頼できる組織を相手に安定的に仕事ができるのは弊社の特長ともいえます。
充実の研修制度で
文系出身者が8割以上
ITスキルやJAVAなどのプログラミング言語に詳しいメンバーが揃う会社ではありますが、現在、社員の8割は文系出身者です。じつは私自身もプログラミングは未経験でこの会社に入社しました。がむしゃらにやってきたことで気がついたら、省庁向けシステム開発において計画時から声がかかり、実績を積み上げた結果、大きなプロジェクトを任されるようになりました。弊社は私のようなプログラミング未経験の方でも、着実にステップアップできる研修制度を整えています。新卒で入社後の1か月はプログラムを行う基礎となるアルゴリズム入門など構造化や最適化といった、物事の順序立てなどについて社内で学習します。また、コミュニケーションや文章力についても研修を行います。2~3か月目になると外部研修があり、JAVA言語に特化した研修を受けます。4か月目からはOJTとして、現場のプロジェクトに参加。そうして段階を一歩ずつ踏んでいき、一人前のプログラマーを目指します。その他にも、誰でも受けられる外部研修として、年に2~3回はビジネススキルやコミュニケーションに関する研修も行います。ITに特化した研修は、仕事で、現場で学ぶことがほとんどですが、書籍や資格の勉強など必要に応じた費用は会社が全額負担。このようにITの進化や世の中のAI化によってニーズが高まる業界の中でも、文系出身の学生が系統立てて仕事ができるようになる仕組みを作っています。
品質を保つ鍵はミスを
隠さず伝えること
技術的なスキルアップは仕事上大事ではありますが、弊社ではコミュニケーションも大事と考えています。社員に求めるのは「素直さ」です。それは業務をする上で大きなポイントだからです。通常、プログラムは組んでいる時間より、検証する時間のほうが長いです。問題があったときの分析やリカバリーに時間が要するからです。たとえば、仕事の中でちょっとしたミスをしたとします。それを隠してしまうと、その後の工程でミスが塞がって見えにくくなるケースもあります。工程が進めば進むほど、後のリカバリーが大変な世界なので、ミスは素直に認めて誠実に仕事に取り組むことが不可欠。だからこそ、ミスに気づいた時点で報告・確認していくことは重要です。うまくいかなかったなら、原因を分析して次に活かせばいいだけの話。そうした点も踏まえて、弊社はコミュニケーションを密にするため、チームでPDCAを毎日、報告・確認する「TODAYサイクル」という方法を取り入れています。これを続けていくと日々の進捗で課題などにも気づきやすくなり、自分自身の成長も実感できるでしょう。システム開発のもの作りする立場でお客様からの「ありがとう」をいただいて、お客様に貢献する。そうしたお客様からの感謝の言葉で、社員は喜び、成長し、会社は歴史を重ねていく。それは常に意識していくことであり、企業理念でもあるのです。