株式会社データ・アプリケーション

弊社は法人向けのパッケージソフトウェア開発・販売を行う企業で、データ連携を行うためのソフトウェアパッケージを販売しています。特に企業間電子データ交換を担うEDIミドルウェア市場ではマーケットリーダーです。弊社のEDIソフトウェアを導入することで、データによる商取引（受発注等）を行う際、異なる業界や企業間であってもスムーズにデータ連携を行うことができます。主力製品はEDIソフトウェアの「ACMS シリーズ」で、特に同シリーズ最上位モデルのエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex（エーシーエムエス エイペックス）」は、企業間のやり取りだけでなく、オンプレミス・クラウドなどシステムの在りかを問わず、データ連携をワンストップで実現できるのが特長です。他にも、データ変換・加工をノーコードで行えるソリューション「RACCOON（ラクーン）」など、システム連携を容易に行うための製品もラインナップしています。これまで2,900社以上の企業に弊社の製品を導入いただいており、EDIミドルウェア市場において40％超のシェアを誇ります。今後はEDIの周辺領域も含めたデータ連携（データ・インテグレーション）の市場でもNo.1を目指してまいります。

世の中に数多くあるEDI製品の中で、マーケットシェアのトップを維持している理由は、何より信頼性の高い製品を提供できていることに尽きます。弊社の製品が他社製品と違うのは、企業間の電子商取引という非常に重要性の高い分野で培ってきた実績とノウハウがあり、そこから派生して社内システムへの連携も可能にしていることです。特に基幹システムというミッションクリティカルな領域においては、一度信頼を得ることができれば、継続的な利用や他の製品の導入にも繋がります。その繰り返しと積み重ねが、業界シェアを維持できている要因だと考えています。とはいえ、ソフトウェアを扱う以上トラブルをゼロにすることは大変難しく「バグが見つかった」、「システムが正常に動作しない」といった問題が発生することもあり得ます。
トラブルが起こったときに重要なのは、決して逃げないこと。真摯にお客様と向き合い、問題解決までしっかりと対応する、この“逃げない”という姿勢が私自身のモットーであり、企業としての姿勢でもあります。製品の信頼性に加え、こういったこともお客様に評価していただけていると考えています。

私が代表に就任した2020年4月以降、給与体系の変更、副業制度の導入、フルフレックス制の導入など、社員の働き方の社内変革に取り組んでいます。出社とテレワークを併用するハイブリッドワークを推奨しており、一人で黙々とやる業務は在宅勤務でも構いませんが、コミュニケーションを必要とする業務がある場合はできるだけ出社するよう呼び掛けています。まじめで職人気質な社員が多いので、コミュニケーションの機会を意識的に取ってもらいたいと考えています。
求める人材としても、コミュニケーション能力が高く、自立していて、クリエイティブな思考を持っている方を歓迎します。端的に言えば“どんな会社でも通用する人材”に育ってほしいです。将来、他社へ転職することになったとき、こちらが思わず引き止めたくなるほど魅力的な人材に成長してくれていたら嬉しいですね。他社と比べても戻ってきたくなる会社を目指していますし、実際に一度弊社を辞めて数年で復職し、活躍している社員もいます。「ここで働いて良かった」と思ってもらえる会社であり続けられるよう、今後も尽力してまいります。