ユニテックシステム株式会社

弊社は「Web・静脈認証勤怠管理システム」や「Web給与明細」、「人材派遣事業管理システム」などのHR労務管理周辺を軸にソフトウェアの開発から販売まで手掛けている“ITメーカー”という立ち位置です。また、企業の業務効率化と業績アップに貢献する最適なシステムのご提案、運用サポートも展開しています。とくに弊社が開発・提供している人材派遣事業管理システム「スタッフナビゲーター」、業務請負＆人材派遣総合管理システム「キャスティングナビ」は通算導入が3,000社を突破。業界シェアNo.1を獲得しています。単純に商品を開発するのではなく、お客様が抱える課題に対して企画から制作、実装、運用、サポートまで自社完結で提供できるのが強みと言えるでしょう。世の中に必要なものを自分たちで考えて、つくり出し、販売するというのが弊社のスタイルです。

「受託しない」というスタイルを実現させるには社員自らの発想が大事です。社員には「会社にぶら下がるな」、「言われたことだけをやるサラリーマンになるな」と伝えています。「自分がやる」という精神を持って業務にあたってほしい。そして、今後はその精神を次世代につなげていかなければなりません。創業当初の経営陣は3人でしたが、現在はセクションごとに約10人の部長がいます。世代交代を意識し、マネージャーやリーダーというポジションも設けました。次世代のリーダーを育てる組織づくりが着々と進んでいます。当然、技術を追いかけるチームの構築も必須。こちらは「スペシャリスト」という役職を設けています。ユニテックシステムで働くことで、人生が楽しくなるようなキャリアプランや職場環境を提供したいと思います。
コロナ禍の影響により弊社も多くの社員がリモートワークに移行し、従来とは異なる仕事の進め方を模索することになりました。「社員同士のコミュニケーションの希薄化」という課題が出る中、開発したのが社員間コミュニケーションツール「みんマイ」（社員みんなのマイページ）です。このプラットフォームを活用してスタートさせたのが「“知らない”を無くそうプロジェクト」。これはランダムに4人組を7、8グループ作り、各グループでミーティングなどコミュニケーションを図っていくもの。会食などの経費は会社から支給されます。私が大切にしているのは「共存共栄」。社員は家族です。会社の行事でゴルフコンペを実施することがありますが、そこには弊社を退職した人も来てくれます。

直近の目標は、開発人材の強化です。最先端の技術を研究し、開発パワーを向上させること。そして顧客からの問い合わせなどに迅速に対応できる保守やサポートも強化させていきたいと考えています。また、現在スタッフナビゲーターはWindowsにのみ対応したインストール型ですが、今後はクラウド型に移行する予定。AIチャットボットなどの最新技術と組み合わせて総合的なバージョンアップを図ってまいります。弊社の最終的なゴールはキャッチコピーにもある「ITで企業のチカラをひきだす」の実現です。弊社のITシステムを活用した会社が成長していけるようなサービスを展開していきたい。これからも、単なる開発会社ではなく「自発的に開発・販売するITメーカー」として社会や企業のニーズに応えたいと思います。