パール金属株式会社

弊社は、キッチン・リビング用品のブランド「PEARL LIFE」と、アウトドア・レジャー関連用品のブランド「CAPTAIN STAG」の2つの自社ブランドを軸に、さまざまな生活用品を企画・開発し、全国のスーパーやデパート、ホームセンターなどを通じて販売しています。商品企画・設計、品質管理、パッケージデザインやマーケティングなど、製造を除いたすべてを自社で行えることが強みで、時代と共に変化するニーズを捉えた製品を、日々生み出しています。
毎年2,000点以上の新商品を世に送り出し、5万点にも及ぶ商品群を展開するため、商品企画力やスピード感が求められます。国内10ケ所の支店・営業所、海外に4拠点、関連会社7社、関連海外会社4社のネットワークで的確な市場ニーズをキャッチ。本社のある三条市内では自動倉庫を備えた巨大なスーパーハブ流通ステーションにより、物流のスピード化を実現。「世の中にないものはなんでもすぐにつくってしまおう」という、創業以来のモットーを貫き、弊社ならではの商品開発力とスピード感で、お客様の声を素早く商品化し、多くのファンを獲得しています。

1967年に現会長の高波久雄が創業した弊社は、金属洋食器や鍋などの製造が盛んだった燕三条地域の製品を、東京などに行商することから事業をスタートさせました。転機となったのは、まだ海外旅行もめずらしかった時代に、視察でヨーロッパを訪れた現会長がステンレス製のおたまに出会ったこと。当時の日本ではアルミ製のおたまが一般的だった中、会長は当地で手にしたステンレス製のおたまの品質の高さに驚愕したと言います。帰国後すぐに燕三条でステンレス製のおたまを製造・発売。価格はアルミ製の倍以上しましたが、弊社初の大ヒット商品となりました。
こうしたチャレンジ精神は、弊社のDNAとなり受け継がれていきます。1975年、まだ日本にキャンプやバーベキューという楽しみ方がなかった頃からキャンプ用品に挑んできた弊社。それは、現会長がアメリカ視察で、各家の庭にバーベキューコンロが当たり前のように設置されているのを目の当たりにしたのがきっかけです。日本でも必ずこのトレンドが来る。そう確信し、いち早く商品化に着手したのです。そして、日本人に合わせた商品サイズの小型化やバリエーションの豊富さで、消費者の心を掴んだのです。これが「CAPTAIN STAG」の始まりでした。
こうした背景もあり、弊社では、チャレンジ精神をとても大切にしています。成功も、失敗も、結果が出るまでは誰にも分かりません。まだどこにもない商品を開発したい。新しい領域の商品にチャレンジしたい。そんな意欲を積極的に受け入れています。

柔軟な思考や新しい発想をもつ若手の採用をとても重視しています。弊社の仕事は、まず市場における営業経験が基本です。お客様の声に真摯に耳を傾け、どう機能を精鋭化させていくか。価格やパッケージはどうするのか。さらに、マーケティングやプロモーションまで、すべてのスキームに自由に関わることができます。
2021年に人事評価制度をつくり、社員の頑張りにしっかりと応えられる制度を確立。従業員満足度向上のため、社内制度の見直しも順次進めています。また、階層別研修を導入し、社員一人ひとりのステップアップにも期待しています。5年前からドイツやシカゴの展示会に出展するなど、海外輸出も本格化。グローバルに活躍する舞台も整っています。夢とチャレンジ精神をおもちの方、一緒に新しいパール金属をつくっていきましょう。