大真建設株式会社

弊社は３つの事業、「土木建築」「太陽光発電システムの施工及び太陽光パネルの洗浄」「宿泊施設運営」を行っています。
主力は土木建築です。土木建築業に従事していた経験を活かし、1996年、30歳のときに独立し、私一人で同事業の第一歩を踏み出しました。当初はゼネコンの下請けからのスタートでしたが、元請けになれるよう実績と信頼を積み重ね、現在では元請けの工事比率は約７割に。民間の土木建築を得意分野とし、宅地造成工事、アパートやマンションの外構工事などを中心に関東圏で請け負っています。
民間の土木建築業においては、正直、安かろう悪かろうという業者が存在するのは否めません。弊社の場合、そのような業者とは一線を画し、品質に絶対の自信を持っています。裏付けとして、ライバル社に価格では負けても品質に対する評価からお客様にお声がけいただき、同事業が売上の９割を占めるまでに成長してきました。

次の太陽光発電システムの施工及び太陽光パネルの洗浄は将来性が高い事業分野です。地球環境のやさしい再生可能エネルギーのひとつである太陽光が、持続可能な社会の実現に不可欠とされて注目を集めているのは周知のとおりでしょう。
2016年、自社の太陽光発電システムの建設からスタートし、翌年にかけて３号機まで増やす中、事業として設備の施工を手掛けることにしました。その後、注目したのが太陽光パネルの洗浄です。電気を作り出す太陽光パネルは「経年の汚れ」という問題を抱え、発電量の低下や故障のリスクを高めるなど、資産価値を下げる事態を招きます。それを避ける自社の設備でも定期的な清掃を行っていたのですが、手間に感じていたため、「これはビジネスになる！」と思ったのです。弊社独自のパネル専用洗浄機を使用し、低コストと抜群の洗浄力で確実に汚れを除去。年間平均5～10％、最大80％の発電ロスを改善する例も見られ、お客様は数百社にまで拡大しています。加えて、やがて訪れる太陽光パネルの取り換えもビジネスチャンスと捉えています。
最後の宿泊施設運営は2023年9月に開始した新事業です。千葉県茂原市の約1200坪の敷地内に佇む一棟貸し切りの宿泊施設「VILLA蒼庵」を提供しています。蒼庵には表と裏の狙いがあり、表はインバウンドの外国人観光客を対象にしたもの。裏は“広告”として位置づけで、すでに映画撮影の利用が決まっています。映画に使われたとなれば自社の宣伝につながるわけです。もちろん、社員の福利厚生施設も兼ねています。

私は現在、大真建設株式会社の代表と大真パワーエナジー株式会社の取締役を務めています。将来的にはあと２、３会社を作り、ホールディング化を目指しており、その際に取締役を任せられる幹部候補を増やしたいのが目下の願いです。
求める幹部像はハッキリしています。「お客様の満足のひとつ上をいくこと」「お客様がしてほしいことを先回りしてやってあげること」という２点だけ。トークがうまいなど、小手先の技術は必要ありません。この２つができれば成功するのは間違いない。私自身が長年心がけてきたことですし、私の考える会社のブランド化戦略に欠かせないことでもあります。仲間とともに会社を大きくし、やりがいと収入を得て、夢を膨らませましょう。