伐採から処理を一手に木質系廃材も最大限に活用
北総フォレストの主な事業は森林伐採です。公共工事や民間工事の拡張、宅地造成やメガソーラー設置などの開発で、ゼネコンや建設会社からの要請を受け所定の森林で伐採を行い、伐採後に出る廃棄物の適切な処理も担当します。樹木の伐採には材木、端材、根がつきものです。産業廃棄物に当たるこれら植物系廃材を選別し、自社のリサイクルプラントで資源として再生利用できる状態にする。大型開発の伐採から廃棄物の運搬、処理までをワンストップで適切に対応するのが私たちの強みです。こうした企業は県内でも弊社を入れ数社のみ。仕事のオファーも多く、設立以来業績も好調を維持しています。伐採は年間に許可された規定内で行われます。台風などの倒木の影響で、リサイクル関連での緊急な対応もあります。社会問題となっている放置林の整備や有効活用など、地域貢献と持続可能な未来へ向けて、弊社が貢献できることが多くあると感じています。
時代の変化に柔軟に対応、 地域貢献にも尽力
技術や価値観など激しく変化していく時代を見つつ、柔軟に対応していくことを経営者として心がけています。20代より伐採業に携わる中で、1997年に京都議定書が採択され、流れが大きく変わっていくことを実感しました。焼却や埋設されてきた木質系廃材も、今後は適切な処理や再利用が求められると判断。知識の習得や許可の取得、自社のプラント工場の設置で、資源として適切に処理できる体制を整えました。良質な木材は建材に、他は紙の原料や燃料に。枝葉や根株は工場でチップ化、堆肥やバイオマス発電の燃料に。木質系廃材を無駄なく使うことで、循環型社会の実現を目指します。すべて法規を遵守し、毎年軽微に変わるに規制に対応していくことが欠かせません。同時に事業の新たな可能性についても模索中です。私たちの仕事は、環境問題と密接に関わっています。「社会・地域への貢献」を企業理念として、ちばSDGsパートナーに登録。持続可能な社会を目指して地域への貢献や連携にも力を入れます。事業としての廃材リサイクル、環境に配慮した車両の使用、近隣の幹線道路を中心にチェーンソーや草刈り機で清掃・草刈りを実施。お子さんのリサイクルプラントの見学会も定期的に開催。さらにCRS活動として地元バスケットチームの印西ライノスの活動も支援、スポーツを通して地元を盛り上げていきます。
全社あげて安全管理を徹底、 チームの力で成し遂げる
仕事は千葉を中心に、埼玉、茨城など関東近隣が中心です。車両を降り道具を担いで徒歩で向かう現場もあり、体力のある方が適した仕事です。専用の機材と車両を使用するため、資格が必要です。入社後に専門的な教育と資格取得の支援を行うので、特に経験や資格のない方もご安心ください。業務は毎回1チーム3~4名、時には10名以上で協力して行うので、コミュニケーション力、仲間を大切にする思いやりも必要です。作業は安全管理も徹底、日々の確認作業、月1回の部署毎のミーティング、講師を迎えての講習会、年数回の安全総会で意識向上を図っています。機械の整備点検も欠かしません。安全維持と作業効率の向上とを考慮し、使用する車両、消耗のはやい機器や重機は毎年多く予算をとって、できる限り最新のものを揃えています。休日は年間120日以上、基本土日は休みですが、週末の業務がある場合は代休を取得。昨年、今年も新卒の方が1名ずつ入社されています。変化に富んだ自然環境で仕事をしたい方、アウトドアや森林関連の仕事に興味がある方、仕事を通して社会貢献を志す方、男女問わず意欲のある方を歓迎します。本当の職人が減少している現在、今後も稼げる職業のひとつです。