富士電子工業株式会社
- 製造
- 高周波熱処理用誘導加熱装置、製造、販売および受託加工
営業職/技術職/事務職
関西版掲載 勤務先:大阪
独自技術の強みを活かし
ものづくり業界に革命を

富士電子工業株式会社 代表取締役
渡邊 弘子 氏
PROFILE
大学卒業後、父が創業者の富士電子工業株式会社に入社。常務取締役を経て、2008(平成20)年代表取締役に。「ものづくりなでしこ」の代表理事も務め、ものづくり業界の発展と女性進出に尽力。政府が2019年から20年に立ち上げた「賢人会議」では、全国で11人のメンバーに選出される。
取引先の多くが超大企業
熱処理技術を独自に追究
当社の技術は特殊なため、他社がまねをしようとしてもなかなかそういうわけにはいきません。常にオンリーワンであり続け、その「存在感を磨くことが仕事」といえる業界のリーディングカンパニーとなっています。
当社の最大の強みはなんといっても、設計開発からメンテナンスまでを一貫して社内でできる高い技術力です。技術者のみなさんにとっては、自分の設計したものがどのように動いて、どんな形でお客さまのお役にたつのか、実際にそのすべてを確認できるまたとない現場となっています。
またすべての社員のみなさんにとって、幅広い体験ができる学びの場でもあります。
生涯を通じて働きやすい
ものづくりの現場を創る
コロナ禍では社員のみんなが協力して、会社に関しての動画をWeb上に掲載してくれました。当社の名前で検索するといろいろと出てくると思いますから、ぜひご覧になってください。「高周波焼入」「富士電子工業の会社紹介」「熱処理EVステータコア」などなどいろいろ上がってきますが、驚いたのがここから新しい受注がかなりあること。もともと焼入技術を詳しくご存じの方は珍しいのですが、現在「焼入」というワードに「SDGs対策」や「脱炭素」を加えて検索すると、当社の動画が数多くヒットするようになっています。それをみた企業の担当者さまから「これができるなら、こんなことは可能か」と話が持ちこまれるようです。海外からの受注が減ったコロナ禍にあって、若い人たちの情熱が生んだ起死回生の大ヒットですが、こういった粘り強さが当社の社風と言えると思います。日本語だけでなく英語、韓国語など多言語でも発信され、これからも増えていく予定で、私も楽しみにしています。
最先端の技術を磨き
日本の魅力を世界に発信
富士電子工業株式会社
- 所在地
- 大阪府八尾市老原6-71
- 設立
- 1960(昭和35)年6月
- 従業員数
- 122名
- 売上高
- 28億292万円(2022年3月期)
- 事業内容
- 高周波熱処理用誘導加熱装置、製造、販売および受託加工
- 企業サイト
- https://www.fujidenshi.co.jp/
- Youtube
- https://www.youtube.com/c/fujidenshi