川田配送株式会社
- 運輸
- 貨物自動車運送業、センター運営事業、ロジスティクスソリューション事業、商事事業、業務請負事業ほか
その他
勤務先:大阪、兵庫、埼玉
関西版2026(2024年12月発行)
日本の食と経済を支える
食品物流のエキスパート
日本の食と経済を支える
食品物流のエキスパート
川田配送株式会社 代表取締役
川田 悦史 氏
PROFILE
1964(昭和39)年生まれ。百貨店関連会社での宅配業務を経て22歳で川田配送サービスを起業。食品に特化した戦略で頭角を現し、現在は外食チェーンやコンビニエンスストアなどを顧客とし、単なる配送に留まらない食品物流の最適な提案とサービスを提供している。
ノンストップ配送で
高品質な食品輸送を実現
そこで当社では冷凍・冷蔵・常温の3温度帯での保管が可能な物流センターを、関西を中心に13か所設置。そこで各食品業者様の食材を一括管理しており、発注があればすぐに配送出来る「ノンストップ配送」を構築することで、高品質・低コスト・スピーディな配送を実現。さらに他社では難しい小ロット多品種、深夜の発注・配送にも対応していることから、大手コンビニ様や外食チェーン様はじめ、某テーマパーク様や病院・学校など食品を扱うあらゆる企業様からの依頼が絶えず、毎日5,000件近くの荷物を配送しています。これほどの数の食品物流を行っているのは関西ではおそらく当社だけで、競争が厳しい物流業界においても、当社は着実に業績を伸ばしております。
「人」を第一に考えた
充実の労働環境
例えば給与のベースアップや完全週休2日制、各種手当の導入といった待遇面のほか、個人の能力や意欲を公平に評価する人事考課制度の導入、さらには企業として従業員の心身の健康増進を図る「健康経営」にもいち早く取り組むなど、働き方改革が叫ばれるようになる以前から当社では労働環境の改善に努めてきました。また、新たに家賃補助制度を施行し、広く全国からの求職者のニーズにもおこたえしています。その結果、人材流動が激しいと言われる物流業界の中であっても当社の離職率は驚くほど低いほか、社員のモチベーションアップにも繋がりサービスの質も大きく向上しました。さらに、コロナ禍の際には当社も大きな打撃を受けましたが、コロナ禍が沈静化した昨年は業績が一気に回復し、今期は過去最高の増収・増益を見込むまでに!「人」を第一に考えたこれまでの取り組みは間違っていなかったのだと大きな自信となりました。
今が面白い物流業界を
若い力と共に盛り上げたい
先にも述べたように、これまで物流業界は世間からあまり良いイメージを持たれてきませんでしたが、物流が機能しないと日本の経済そのものが回らなくなるとても重要度の高い仕事です。また2024年問題をきっかけに物流業界に対する理解や認知度も少しずつ上がってきたようにも感じています。そんな現在大きな過渡期を迎えており、将来ますます需要の高まりが予想される物流業界は、どの業界よりも可能性と魅力を秘めていると私は考えます。そんな物流業界を更に盛り上げ一緒に成長していける意欲ある人と一緒に、日本の食と経済をこれからも支えていけたらと思っています。
川田配送株式会社
- 所在地
- 大阪府茨木市島4-23-7
- 設立
- 1991(平成03)年12月
- 従業員数
- 500名(グループ全体)
- 売上高
- 48億5,200万円(2024年3月期)
- 事業内容
- 貨物自動車運送業、センター運営事業、ロジスティクスソリューション事業、商事事業、業務請負事業ほか
- 企業サイト
- https://www.kawata-haiso.com