業界の地位向上を掲げ
労働環境の整備に注力
皆さんは運送業というとどんなイメージをお持ちでしょうか?残念ながら現在の運送業界は、“働きたくない業界”というイメージを持たれがちです。当社ではそのようなマイナスイメージを拭い去るべく、創業当初から“運送会社の地位向上”を掲げています。そのため特に力を入れているのが、労働環境の整備と優秀な人材の育成。例えば、当社では長時間労働が当たり前の業界の常識を覆すべく、いち早く完全週休2日制の導入や1人あたりの勤務時間の削減に着手しました。また、従業員とその家族へのプレゼントや、弊社運営の飲食店を利用すると飲食代無料といった福利厚生面の充実などさまざまな施策を打ち出すことで、自然と「JLMで働きたい」という人が多く集まるようになり、定着率も他社と比べ非常に高い水準を維持しています。教育面においては、運送業界ではきちんとした教育がなかなかできずドライバーの経験や勘に頼っていたのが実情でしたが、当社では技術面の教育はもちろんの事、スタッフには常に経営者目線で仕事に臨むよう徹底して指導しています。このような指導が功を奏し、一人ひとりが日々の作業効率や社内インフラ・安全確認などを意識的にみられるようになり、仕事の質が飛躍的に向上しました。そして仕事の質が上がることで顧客からの信頼も高まり、従業員の意欲も高くなるという好循環が生まれました。
競合しない市場を開拓し
安定した売上を確立
運送業界はネット通販の普及・拡大もあり景気が良いと思われがちです。確かに業界全体の需要は伸びているものの、その分競合も多く、結果以前に比べ運送物価は随分低下しました。さらに物流コストの高騰も相まって、大手の下請けをしている小さな運送会社はどこも厳しい経営を強いられています。しかしそのような状況下にあっても、当社の売上高は前年比で193%を達成し、今も順調に伸び続けています。なぜこれだけの業績が上げられるのか…答えは簡単です。価格競争にならない市場をいち早く見つけ、後から他社が参入できない仕組みを作っているからです。例えば某ビールメーカーの空き缶輸送や地方都市への販路開拓。これらは需要も多く参入する余地は十分にあるものの、多額の設備投資や遠方まで赴く労力がネックとなりやりたがる業者がいませんでした。だからこそ当社はそこに着目し、一気にその分野のシェアを獲得。競合がいないので安定した売り上げと高い利益率を残すことが可能となりました。業界の常識にとらわれず常に先を見据え、顧客に必要とされるサービスの追求。これこそが今日の躍進につながったのだと私は確信しています。
私を支えてくれた地域へ
社会貢献で恩返しを
実は当社では仕事と同じくらい地域貢献にも力を入れています。例えば、本社がある八幡市ではドライバーの余剰人員を活用してのバス運行や子ども食堂の運営、また市の子育て支援課や健康推進課に直接寄付させていただいたりもしました。さらに将来的には障がい者向けの職業訓練校創設も計画しています。折角の売り上げをそんなことに使うなんてと思われるかもしれません。しかし、社会貢献はこの地域で商売をさせていただいている者の使命だと思っていますし、私が苦しい時たくさんの方々に支えていただいたからこそ、今度は私が困った人に手を差し伸べ地域に恩返ししたいのです。そんな私の想いに賛同し、この地域さらには運送・物流業界を一緒に盛り上げていただける意欲ある方と仕事できたらうれしく思います。