富士電子工業株式会社
- 製造
- 高周波熱処理用誘導加熱装置、製造、販売、開発および受託加工
営業職/事務職/技術職
勤務先:大阪
関西版2027(2025年12月発行)
IH活用の焼入技術で、日本と世界のものづくりを支援する

IH活用の焼入技術で、日本と世界のものづくりを支援する
富士電子工業株式会社 代表取締役社長
渡邊 弘子 氏
PROFILE
大学卒業後、父が創業者の富士電子工業株式会社に入社。常務取締役を経て2008(平成20)年に代表取締役に。「ものづくりなでしこ」の代表理事も務め、ものづくり業界の発展と女性活躍に貢献。政府が2019~20年に立ち上げた「賢人会議」のメンバーにも選出される。
高い高周波焼入の技術を持つ
リーディングカンパニー
当社のお客さまの業界は、自動車、農業機械、建設機械、工作機械メーカーなど多岐にわたり、それぞれの用途・目的に合わせて、オーダーメイドで焼入装置を作り上げています。
当社の強みは、高い技術力や精度、そして充実したアフターサービスです。焼入装置や部品を納品して終わりではなく、例えば対象となる金属の材料変更にも最適な提案で手厚いサポートが可能です。「精度の高いパーツを納入してもらえるから、後工程の負担が軽減される」「難しい相談にも応じてもらえて安心」などお客さまからの信頼も厚く、安さを追い求める価格競争とは一線を画したビジネスを展開できています。
アメリカでの子会社設立を
海外での事業拡大の布石に
海外との取引というと、アメリカの関税措置の影響に関心を持たれることと思います。当社では、アメリカ国内のお客さまとの取引の円滑化のため、以前から子会社の設立を行っており、2025(令和7)年9月より本格稼働しています。子会社の製品はアメリカ国内の製造品として扱われるため、関税の影響は受けていません。そもそも、アメリカは日本よりも物価や賃金といったコストが高いため、15%の関税が乗ったとしても日本製の方が安いというのが事実。加えて、今のアメリカには工作機械メーカーがほとんどなく、国内では部品を製造できないという現状もあります。
コロナ禍以前、当社の売上は国内6割、海外4割でしたが、現在は海外比率が低下。今回のアメリカでの子会社設立を、海外での売上回復の足掛かりとしたい考えです。
社員の声を形にした多彩な制度で
働きやすさをかなえる
2025(令和7)年7月には、炉での焼入に長けた企業を子会社化しました。炉を活用した焼入と、当社が得意とする高周波焼入を組み合わせることにより、作業にかかる時間を1/3に圧縮可能で、お客さまにとっては納期が短くなり、社内にとっては生産性が上がり残業削減につながる見込みです。そのほか、福利厚生の面では、年間休日120日以上、育児や介護を行う社員の短時間勤務制度、有給休暇は1/4日単位で取得可能、奨学金返済中の社員に対する奨学金返還支援手当、会社負担での外部研修や資格取得の支援、無料でドリンクを飲めるカフェテリアの設置など、さまざまな制度を整えています。
日本でも数少ない高周波焼入に取り組む当社では、こだわりの技術や知識を、入社後少しずつ修得していく必要があります。そのため、この働きやすい環境で、ともに長く働いていただければと思います。
富士電子工業株式会社
- 所在地
- 大阪府八尾市老原6-71
- 設立
- 1960(昭和35)年6月
- 従業員数
- 124名
- 売上高
- 27億9,500万円(2025年3月期)
- 事業内容
- 高周波熱処理用誘導加熱装置、製造、販売、開発および受託加工
- 企業サイト
- https://www.fujidenshi.co.jp/
- Youtube
- https://www.youtube.com/c/fujidenshi


