株式会社アース・ネット
- 製造・サービス
北海道版掲載
自社の将来性を信じ
「人と設備」に果敢に投資
自社の将来性を信じ
「人と設備」に果敢に投資
株式会社アース・ネット 代表取締役
髙嶋 陽介 氏
たかしま ようすけ
PROFILE
1978年生まれ、北広島市出身。1997年12月に同市内の株式会社山﨑製作所に入社し、2011年3月まで製造部門に勤務。同年4月、株式会社アース・ネットを設立。代表取締役に就任した。2015年10月には株式会社フロンティアを設立し、2020年12月まで代表取締役を兼任。
主軸とする事業にとどまらず
新たな挑戦をし続ける
私は、1997年から14年間、他社の製作所の製造部門で研鑽を積み、2011年4月に当社を立ち上げました。創業メンバーは私を含めて3名。地道な営業活動と従業員たちの力添えもあり、13年の間、順調に事業規模を拡大してまいりました。
製造業だけにとどまらず、2015年には、太陽光・風力発電事業に特化した株式会社フロンティアを設立。2020年まで代表取締役を兼任しました。現在も、当社で太陽光発電設備を所有・稼働し、環境への負荷軽減に努めながら新たな事業に挑戦しております。
経営において大切にしてきたことは3つあります。1つ目は、常に目標を定め、それを達成できているかを日々繰り返し考えること。
2つ目は、「人」と「設備」に投資することです。会社は私ひとりの力では成り立ちませんし、設備が充実していなければ、一流のものづくりはできません。これらを、事業の成長に合わせて順次確保していくのではなく、自社の将来性を信じ、先回りして人財と設備に果敢に投資してきました。
3つ目は、会社で得た利益をさまざまな形で従業員に還元することです。それにより会社の利益がプラスマイナスゼロになったとしても、現場で“いい仕事”をしたのならば「実績」が必ず残ります。そしてそれは、いつか大きなリターンとなって当社に返ってくると信じています。従業員への還元の仕方は、旅行やレジャー、食事会と幅広く、そのたびに従業員同士の新たなコミュニケーションが生まれたり、社内の士気が高まったりすることを実感しております。
仕事と遊びのメリハリをつけ
誰もが「楽しく」働ける職場へ
また、現在の従業員のみならず、これから当社に入社してくださる学生さんが心身ともに健康に働き、充実した社会人生活を送れるよう、札幌近郊に自社専用スポーツコートを建設中です。テニスやバドミントン、ミニサッカー、バスケットボールなどができるほか、社内運動会やBBQも開催できるような施設を目指しています。
今後のビジョンは、お客さまの困りごとを解決し寄り添うサービスを変わらず提供しつつ、当社主体でものづくりをする「メーカー」を目指すことです。依頼されてつくるのではなく、自分たちのつくりたいものを形にし、それを評価していただくことには大きな意味があると考えております。私がいつも心に留めている言葉に、「経営に“現状維持”という言葉は存在しない」というものがあります。チャレンジしないことは下降を意味します。新たな目標に向かって挑戦し続けることで、初めて“平行線以上”の結果が出せるのです。そのためにこの先も、支えてくれる仲間たちとともに邁進してまいります。
株式会社アース・ネット
- 所在地
- 北海道北広島市大曲工業団地2-5-1
- 電話番号
- 011-376-3222
- 設立
- 2011(平成23)年4月
- 従業員数
- 39名
- 売上高
- 7億1,411万円(2023年3月期)