信和興業株式会社

弊社は創業から半世紀にわたり、マンションのインターホン、防犯カメラ、学校の放送設備、病院のナースコールなど、弱電設備(防犯・防災)の施工管理を手がけている会社です。インターホン事業には新規施工とリニューアルの2種類がありますが、社会情勢の影響もあり、近年はリニューアル市場が伸びています。幸いにも弊社は、ゼネコンなどの建築業者だけでなく、管理組合や建物オーナーからの信頼も厚く、インターホンのシステム交換などを直接依頼されるケースが増えているからです。犯罪被害や災害が多発している昨今を考えると、将来も防犯・防災設備の需要がなくなることはないでしょう。愛する人を守り、この社会で生きるあらゆる人々に役立つ弊社の業務は、働きながら徳を積めるやりがいのある仕事、誇りをもてる仕事だと自負しております。

私が会社経営で最も重視しているのは、会社と社員の精神（心）、健康（体）、経済（財）の3つをバランス良く向上させることです。その結果、社員の幸福度が上がれば、自然に生産性も上がり、売り上げがアップします。そのために、経営の「見える化」を図って決算を開示し、目標利益額を達成したら決算賞与や海外社員旅行という形で社員に利益を還元。さらに、社内に酸素ボックスやマッサージ機を備えたトレーニングルームを設けたり、脳ドックまで含めたフルスペックの定期検診を実施したり、沖縄や軽井沢などには社員が無料・格安で宿泊できる最高級リゾートホテルの部屋をキープ。社員や家族と食事に行って私の理念や会社の状況を伝えたりもしています。
ホテルの会員権所有などは、社員本人だけでなく、ご家族や友人たちの幸せのためでもあります。日頃自分を支えてくれている人たちに感謝の気持ちをもち、親孝行・配偶者孝行を実践してほしいのです。人間は「欲望」に「愛」を加えて「必要」に変えると、人に与えることを幸せと感じる利他の心が育ちます。たとえば「お金がほしい」という漠然とした欲望に、子どもへの愛をプラスして「楽しい家族旅行のためにワンボックスカーが必要だ」となれば、仕事へのモチベーションが格段に上がります。すべてに前向きになって運気もよくなり、仕事の成果も上がっていきます。私からのほめ言葉より、子どもからの「パパかっこいい」「ママありがとう」のひと言のほうが、社員のやる気は信じられないほどアップするのです。

私にはいくつもの夢があります。まずは10年後に売上高100億円の企業になること。そして、定年退職した社員も無料で自由に使えるリゾート「信和ビレッジ」をつくること。一緒に戦ってきた仲間（戦友）とは老後もずっとつながっていたいからです。もうひとつ、新規事業の創設もあります。たとえば「陽光LED照明」の交換工事。太陽光とほぼ同等の「陽光LED照明」は、疲労の解消、睡眠・目覚めの向上、うつ病の抑制など、様々なプラスの効果があるうえ、中長期的なコスパに優れ、ウェルビーイングな職場環境につながります。これは私が目指す究極の目標「1人でも多くの社員と家族を幸せにすること」にも通じる事業なので、これから力を入れていくつもりです。
顧客はもちろん、協力会社や家族などすべての人に感謝し、よい仕事や喜び、情報、気遣いを与えることを幸せと感じながら、「今」に集中して明るい未来へと向かう。そんな会社をこれからも作っていきたいと思います。