株式会社北翔
- 販売(小売)・サービス
北海道版2026(2025年4月発行)
技術の追求と未知への挑戦
シーズ志向で無二の価値を生み出す

技術の追求と未知への挑戦
シーズ志向で無二の価値を生み出す
株式会社北翔 代表取締役
清水 誓幸 氏
しみず ちかゆき
PROFILE
1960年江別市生まれ。1982年に自動車の中古パーツを販売する「清水商会」を創業。1988年「有限会社リショップ清水商会」を設立し、後に株式会社化。2015年に商号を「株式会社北翔」に変更した。北海道におけるフィジー共和国の名誉領事を務めている。休日には自分でメンテナンスを施したキャンピングカーでキャンプを楽しむ。
スキルと行動目標重視
社員の意欲向上を目指す
また、新評価制度の導入を受け、新たな研修制度と教育制度も計画中です。「スキルを獲得したい」「自分を成長させたい」と望む社員の意欲に応えるため、会社として何をできるかを常に模索しています。これらの取り組みはすべて、社員の心身の健康やウェルビーイング(幸福度)を最優先に考えているからこそです。社員の主体性を信じ意見を積極的に取り入れることが個々のモチベーションアップにつながり、ひいては会社全体の成長にもつなげていけるものと考えています。
ワークライフバランスを重視した
北翔流“生き方改革”の実践
ワークライフバランスの充実を目指した当社の改革は、働き方改革というよりも、“生き方改革”に近いのかもしれません。休日を増やし、残業を減らし有給休暇を取得しやすくしながら一人当たりの労働生産性を無理なく追及する。さらには電話対応を廃止するなど、本当に必要な仕事に集中できる労働環境改善に積極的に取り組んできました。
その結果、2012年以降は売上・利益ともに順調に拡大を続け、2024年には過去最高を記録。社員一人当たりの平均年収も大きく増加しました。2025年7月期には東京証券取引所が運営する株式市場「TOKYO PRO Market(東京プロマーケット)」にも上場予定です。
ニーズ志向ではなくシーズ志向で
独自の価値を創造したい
当社の仕事は「自分たちが何をしたいか」が基本。そのために、良いと思ったことは徹底して追求し、明日がよくなるための取り組みはすぐに実行します。顧客のニーズを追及して商品やサービスを提供する「ニーズ志向」ではなく、自社の技術やアイデアを武器に新たな商品やサービスを提供する「シーズ志向」でありたいのです。こうした姿勢でこそ、他にはない独自の価値を創造できると考えています。
▼工場内に併設するガラスコーティング専門店「Illum 札幌(イルム)」。「車を快適に維持してもらうためには、まずは保護から」との観点から2018年にスタート。
株式会社北翔
- 所在地
- 〒067-0022
北海道江別市江別太305-15 - 設立
- 1988(昭和63)年9月
- 従業員数
- 40名
- 売上高
- 11億8,000万円(2024年6月期)
- 企業サイト
- https://s-hokusyo.com/
- https://www.facebook.com/partspalca


