株式会社マルウ

「窓」を通して快適な暮らしをお届けする。株式会社マルウは1965年丸宇木材市売のサッシ部としてスタートし1981年に独立。住宅用アルミサッシを中心にビルや外装の建材、住宅設備機器の卸販売を行っています。主力は窓製品で約8割、その他インテリアやエクステリア、住宅設備機器など木造住宅に必要な資材を60％揃え、工務店・ビルダーに提供してきました。私たちの強みは商品力、提案力、現場での信頼関係です。
国内屈指の窓ブランド、YKK AP株式会社との40年にわたる強固なパートナーシップにより、品質、機能性、デザイン性に優れた製品を販売。省エネに直結する断熱性、防音や防風雨、光や風を取り入れる工夫、素材もアルミや樹脂窓など現代の暮らしのニーズに応える品を多彩に揃えています。毎年登場する新製品も含め、私たちは製品の魅力を積極的に取引先にお伝えし、ユーザーが機能を体験できるショールームも展開。受注した製品は社内工場で細心の配慮で組み立て、安全に納期通りにお届けします。若手社員が配送を担当、現場では元気良くご挨拶、職人さんのお手伝いも進んで行うなど信頼関係を構築。この4年間、増収増益基調を維持しています。

私が代表取締役に就任以降、社内の改革を実施中です。まず気持ち良く働ける環境をつくろうと、環境整備を行っています。工場では使わずに場所を取っていた在庫を大量処分。廃棄の経費より、空間の有効活用と働きやすさを追求しています。現在、部品は入荷後3日間で出庫、余った資材や部品等は定期的に廃棄。内部レイアウトも変更、作業工程での部品移動時の歩数を減らして時短化、壁も全員で塗り替えました。働きやすくきれいで心地良い工場になり、離職者も減っています。今は事務所内の改修も進行中です。休日の取得は年間120日以上、10年前より土曜休みも年３回を除き徹底。労働時間も見直し、繁忙期以外ほぼ残業のない体制です。
配送担当は仕事が終われば定時前の帰社OK。業務の効率化で労働時間を短縮、利益を確保する仕組みを工夫した成果です。webカレンダーを全員で共有、スケジュールの見える化を実施。異なる部署でも相手のスケジュールを考え段取りを組むなど社員間の連携が良くなり、仕事がスムーズに進みます。連絡ツールはSNSを活用、画像や動画も現場で撮影してすぐ共有、再注文の手配なども正確性とスピードが向上しました。

今後の建築業界は楽観的ではありません。7年後、2030年の設立50年を見つめ、その中で勝ち残っていける体制づくりを目指しています。人の力が会社を支えます。環境を整えると同時に、「私たち企業が社会に存在する意義とは」を全員で考え、投票で決定。これを“パーパス”とし、仕事をしていく基盤となる想いを共有していく。社員の採用と育成にも注力します。現在10代の社員が4人、さらに増やしていきたい。そのため業務マニュアルの作成、人事評価や勤務査定の基準づくりにも取り組んでいきます。
社内で最近ゴルフが人気なので、自由に使えるゴルフシミュレーター完備の練習室も完備しました。仕事をしていく上で、誰もがこの会社で働いて良かったと思っていただけるのが理想。そのためにも商品の拡販など、内外施策を立てて利益を出し、昇給や一時金支給などで社員に還元していきます。支える一人ひとりの力が、会社の将来を左右する。男女問わず、若いみなさんの力が必要です。私も高校卒業後に各部署を経験して代表になりました。ゆくゆくは経営者として活躍したい、そんな方もぜひご応募ください。