関西オートメイション株式会社
- 製造
- さまざまな産業における生産工場内で使用されている原材料の容量を計測するレベルセンサを製造、販売
営業職/技術職
関西版掲載 勤務先:大阪、東京
ものづくりを支え半世紀
国内屈指の専門メーカー
ものづくりを支え半世紀
国内屈指の専門メーカー
関西オートメイション株式会社 代表取締役
宮坂 典央 氏
PROFILE
(右)代表取締役、宮坂典央。1966(昭和41)年生まれ。同志社大学商学部卒業後、関西オートメイションに入社。「振り子式レベルスイッチ」など唯一無二の技術開発に力を注ぐ。(左)取締役、大八木淳史。1961(昭和36)年生まれ。高校ラグビー日本代表。同志社大学で4度の学生日本一、神戸製鋼では日本選手権7連覇の偉業を達成。
スポーツで得た学びを
人生の各ステージで共有
大八木:かれこれ4年になりますね。会議にも出席し、企業の訪問などに同行もさせてもらっています。
宮坂:ラグビーを通じて長い間培ってこられた実績は貴重です。大八木さんの人脈、知名度の高さがあればこそ、会っていただける訪問先も多いわけで。こつこつ積み上げられてきた実績は、次のステージでも人を輝かせるものだと実感しています。
大八木:ラグビーは生涯を通じて身に着けていくものですから、活動の形は違っても引退というものはないと思っています。私自身こうしたステージの出会いの中で、いろいろな学びをいただいていますね。
出会いを大切にし
その人の未来を信じる
宮坂:当時大八木さんはラグビーのボールを持ったことすらなかったとか。でもその後の活躍は誰もが知るところ。出会いの大切さを感じますね。
大八木:先生が「君ならできる」と言い続けてくれたおかげで、私の未来が決まりました。その人の未来を「信じて」、叶うまで何度でも「言い続ける」こと。社内の人材育成においてもこれが大事なのだと思いますね。
宮坂:日本代表になった八木さんには共感していただけると思うのですが、当社では何かの分野で一番になったことのある人材が欲しいと思っています。なにも大きな分野でなくてもいい。無遅刻無欠席とか、地域のそろばん教室の中でのことでもいい。一番になったことのある人は、そのやり方を仕事にも応用できると思っています。
八木:それはあると思いますね。ただ昔のように厳しすぎる指導は受け入れられない時代です。今の時代はEVEN EVEN。つまり相手の立場を思ってお互いが一歩ずつ譲り合う。そんな気持ちを持ち、理想の未来を信じて、声をかけていくことが大切なのではないでしょうか。
中小企業の誇りを
心に秘めてほしい
大八木:確かにそれはもったいない話ですよ。野球は9人、サッカーは11人。私がやっていたラグビーは15人。このぐらいの人数がもっともコミュニケーションがとりやすく、しなやかな動きができる単位です。人数や商いが大きければいいってものではない。少数精鋭の舞台だからこそ思う存分実力を発揮できるのです。中小企業ならではの誇りというものがあると思います。
宮坂:その通り。少人数だからこそ、一人ひとりが、かけがえのない人材。大企業さんのように「この人がダメなら次のあの人」というようなことはありえない。むろんすぐに頭角を現す人もいれば、遅咲きの人もいるわけですが。
大八木:そこは信じて声をかけ続けるのがわれわれの仕事です。人数が少ない分、意思疎通はしやすい。当社にはレベルセンサーという業界NO.1の技術があります。選び抜かれた部隊の機動力を信じてほしい。我われもまた、人材育成の妙をさらに学んでいきたいです。
関西オートメイション株式会社
- 所在地
- 大阪府大阪市北区兎我野町2-14
- 設立
- 1969(昭和44)年10月
- 従業員数
- 85名
- 売上高
- 16億5,831万円(2023年3月期)
- 事業内容
- さまざまな産業における生産工場内で使用されている原材料の容量を計測するレベルセンサを製造、販売
- 企業サイト
- https://kansai-automation.co.jp/