株式会社大幹

弊社は１９８８年、私の父が千葉市に設立したのが始まりです。以来３０年以上にわたり、道路の舗装・改修、橋の基礎などの土木工事をはじめ、造園、運動施設、集合団地の外構工事など、幅広い工事を請け負ってきました。２０年ほど前から下請けだけでなく、元請け業者としても工事に関わるようになり、強固な経営基盤を築いています。どれだけ組織が拡大しても、品質管理に徹底的にこだわる姿勢は一切変わっていません。総合建設企業としての実績は県内トップクラスを自負しています。おかげさまで2023年６月期の売上は、過去最高の16億9千万円を達成。次は30億円の売上を目標に、社員たちとともに頑張っているところです。しかし、ただ売上を追うだけでは、猛スピードで変わる現代社会にはついていけません。そこで弊社は、自然環境の保全への取り組みも積極的に行っています。低燃費型の重機を導入するなど、できるだけ環境に負荷をかけない工事のやり方を採用し現場で実践。既存のやり方にこだわらず、時代に合わせ柔軟に変化していくことが業界トップランカーの務めだと思っています。

「日本一、社員が幸福な会社」。これは弊社が長年掲げているスローガンです。建設業界にはいまだ３K（きつい・汚い・危険）のイメージがあるかもしれませんが、私たちにとってそれらは、すでに過去のものです。弊社は週休2日制、月水金のノー残業を徹底しています。日報はクラウド上で共有できるので、現場と自宅の直行直帰が基本です。
今後若い世代と一緒に仕事をするためには、働きたくなる環境づくりは何よりも優先すべきことだと考えています。福利厚生の面でも社員の声を聞き、“面白い”と思ったものをどんどん実現しています。スキューバダイビングの資格取得サポートやジェットスキーの購入もそのひとつ。社内イベントで海に行く際には、船を借りて社員みんなで楽しんでいます。日常ではなかなかできない遊びをすることで、仕事とのメリハリが生まれるのです。現在社員は約60名、平均年齢は３５歳。市内の同業社と比べ、若いメンバーが弊社でたくさん活躍してくれているのも、こうした取り組みの成果だと感じています。

建設業界の需要は今とても高いです。その中で質の高い仕事を取れるかどうかは会社の評価や実績が関係しています。特に国や地方自治体が発注する公共工事は、他社との競争が必須。しかし弊社はそうした競争に勝てるよう常に体制を整えています。その証拠に現在弊社が受注している案件のうち、８割は公共工事です。好調な業績をキープし、今後さらに組織を拡大していくためにも、弊社では一緒に頑張ってくれる人材を求めています。私は社員たちに「成果を出した分、給料として還元する」と常日頃から伝えています。実力さえあれば年齢に関係なく重要なポストに登用します。一人ひとりが成長のチャンスをつかめるよう、勉強会の実施、各種資格取得のフォローなど社内教育にも力を注いでいます。そこにないものを作る建設業の仕事は、本当に面白いです。熱いエネルギーを持つ方との出会いを楽しみにしています。