株式会社アストライズ

弊社は、多角的な事業を行う建築会社です。東京・埼玉エリアの投資用マンション新築工事をはじめ、大規模改修工事・リノベーション工事、注文住宅、不動産仲介、賃貸管理などを行っています。全体事業の90％を東京23区内のアパートやマンションの建設が占め、建築に派生する事業の裾野を広げてきました。最近ではインターホンや空調など建築資材の小売を開始し、2023年12月には飲食業もスタート。一般的な建築業者に比べると、かなり多角的ではありますが、建築事業を行なう中で「あったらいいな」と思う事に挑戦した結果が今に至ります。
メインの建築事業では、１から10まですべてを自分が担当して仕上げていけるのが醍醐味。土地の情報を知り、何を建てるか、どんな建築物にするか、賃料や利回りはどうなるか、誕生から運用までの全てを自分が担当します。長い期間をお客様と一緒に過ごすので、信頼関係も深まり、責任感や達成感もより大きく感じられます。

多角的な企業スタイルにも体現されていますが、「良いと思ったらやってみる、ダメだったらやめればいい」と考え、挑戦を推奨しています。ときには失敗もありますが、きっとそれも次につながるもの。そんな「明日にトライ」という思いを込めた社名にしました。
私自身も、身をもって挑戦の楽しさを実感してきました。18歳で職人の世界に飛び込み、周囲の仲間や協力業者に助けてもらいながらの日々でした。失敗を見直し、成功例を研究して何度も改善し、経験を重ね、ようやく引き際まで判断できるようになってきたと思います。社員にも、失敗したっていいから自信をもってトライしてほしいですね。日ごろから「何をしたいか、アイデアはどんどん話して」と伝えていて、現場に一緒に行くときの車などでよく話します。実は新事業の飲食業も、「料理が好きだから、いつか店を持てたら」という社員との会話が発端でした。建設業では、年を重ねると体力的に難しくなる仕事もあり、職人のセカンドキャリアの選択肢になればと思います。今後も、スポーツ好きの社員から寄せられた「フットサル場の経営」など、みんなの夢を叶えながら、会社も成長していきたいです。

建築や不動産では、持っていると強みになる資格がたくさんあり、社員には毎年なにかひとつ資格取得にチャレンジするよう伝えています。国家資格の１級建築施工管理技士などは、会社としても助かるし、個人にとっても一生モノの武器になります。また、最近では現場の負荷軽減のため、スマホやタブレットで共有できるアプリを導入し、案件ごとに関係者と情報共有などを行うようになりました。リアルタイムで誰にでも分かりやすく、連絡の手間も省けるようになり、仕事が効率化しています。
アプリの使い方や安全講習など、外注先を含めた研修も年に数回開いて、職人や業者間の連携も強化しています。いまの私にとっては、仲間がお客様から感謝の言葉をもらっている時がいちばん「チャレンジして良かった」と思える瞬間です。日帰りの社員旅行や、ゴルフコンペ、ビアガーデンなどを開催し親睦を深めており、仲が良くアットホームな雰囲気をずっと守っていきたいと思います。仕事を通して、関わったみんなが笑顔になってくれたらとても嬉しいです。