株式会社西尾木材工業所

昭和元年に父親の祖業「木箱」の製造から西尾木材工業所は今年創業97年を迎えます。この約100年の間に原木（丸太）の製材から木材加工、建材各種の住宅器材の販売、建築工事、太陽光発電の施工など次々と変革、発展していき、地域の住宅産業に大きく寄与してまいりました。特に、木材に施すラッピング技術は関西のパイオニアとして高い評価を得ています。
私は2代目として父の後を継ぎ、1979（昭和54) 年には時代の要請に応える形で、木工事の専門工事業としてウエストランバー（株）を立ち上げました。
以来、材料加工や供給だけでなく施工図作成、施工、品質管理までを手がける一気通貫の事業体として存在を知られるところとなりました。全国でも当社のように「一気通貫」で作業をできるところは数少なく、自社ですべてできるからこその高品質・低価格に誇りを持っております。
社員は急ぐ納期や、特殊なオーダーにもエキスパート集団として、それぞれやりがいを持って対応してくれています。

無垢の木材は燃えにくく、また長い間朽ちることもありません。無垢の木材を使った部屋では、情緒が安定した、心豊かな、落ち着きのある子どもが育つといわれています。さらに光も音も吸収して、明るい静かな環境を醸し出します。
このようなことを100年通じた歴史のなかで実感してまいりました。社員の皆さんにこういった環境の中で働いていただけることに、誇りと自信を持っています。
私たちが求めているのは単なる人手ではなく将来のスペシャリストです。入社の時点では特別な資格は必要ありません。研修はもちろん充実していますが、最初のうちは遠慮なく、疑問に思ったことはなんでも周りに聞いてほしいものです。そんな素直な積極性が私たちの最も望んでいる資質です。時には後輩に先を越されるかもしれません。そんなときも腐らず「あやかりたいものだ」というくらいの大きな度量で、こつこつ自分の仕事にまい進できる人が、成長できる人材だと思っています。
ルールを守ることは大事ですが、固定観念にとらわれず、柔軟な発想でチームのために働ける人が理想です。香りの良い木材に囲まれ、のびのびとした気持ちで唯一無二のスペシャリストを目指しませんか。

産休や育休、とりやすい有給や保証された休暇・休日。一般的に「福利厚生」と呼ばれるものは、当然充実しています。なんといっても働くみなさんに、仕事を通じて充実した日常を感じていただきたいというのが私たちの考え方です。
これからは型通りの福利厚生以上の、真に社員のみなさんやそのご家族に喜んで活用していただける、そして有意義な人生を送ってもらうために必要なことをぜひ提案もしていただき、提供していきたいと思っています。
ある社員から「カラーコーディネーターの資格が取りたい」「一級建築士の資格に挑戦したい」と相談を受けました。その意欲は素晴らしい。その資格はきっと、仕事にも役立ててもらえるだろう。会社としてそういうときは、経済的にも時間的にも必ず応援します。
現在、産、官、学、で大学の教授と不燃木材の研究や熱処理木材の開発も進めています。夢を現実に推し進めるべく鋭意努力している現況でもあります。
当社は、これからも社員のみなさんが自分らしく成長し続けていける場所でありたいと考えています。