TSK株式会社
- 製造・販売(卸)・運輸・サービス
- 包装・マテハン機器企画販売、製袋事業、物流支援、ファブリケーション、真空成形事業
営業職/技術職/事務職/生産職/情報システム職
北陸版掲載 勤務先:富山
「KAIZEN」カンパニー目指す
「とってもすてきな会社」

TSK株式会社 代表取締役
高木 亮太 氏
PROFILE
1985(昭和60)年、富山県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学時代にフラメンコを始め、2009年「第5回CAFフラメンコ・コンクール」優勝。その後、プロダンサーとして活躍。2011年TSK入社。ベトナム現地法人の立ち上げに尽力。2022(令和4)年5月、社長に就任。
物流包装のトータルコーディネーター
第3次中期経営計画がスタート
2022(令和4)年5月、現会長の父からバトンを受け継ぎ、社長に就任しました。同時に、当社の第3次中期経営計画がスタート。コアメンバーを中心に次の3年の会社をどうするか経営計画を策定してきました。評価制度も見直し、3つの理念(「利他の心」「昨日よりも今日、今日よりも明日」「試練はチャンス、ありがとう」)に集約した内容にしました。例えば営業成績を個人ではなく、営業所単位で見るようになりました。社員教育にも注力し「TSKアカデミー」として新しい研修の仕組みを構想中です。
年間2,500件の改善を18年継続
同じ目線で「KAIZEN BANSO」
第3次中期経営計画の中でも核となるのが、強みである「KAIZEN」を軸にした事業の再構築です。当社では、1人あたり月4件、社内の改善報告を出してもらっています。年間2,500件前後の改善を、18年間続けてきたことで、さまざまな「KAIZEN」のノウハウが社内に蓄積されています。これは当社の社風が基盤になっていると認識しています。コロナ禍に開発したフェイスガード、さらにオリジナルの防護服やついたてなど感染対策商品が、約1億円の売り上げを計上しましたが、これも「KAIZEN」の土壌があったからこそだと自負しています。また、これまでの知見を活かし、お客さまの工場の課題や改善点を判別する「KAIZEN診断」を作成。製造、技術など各部門で働く社員が、それぞれの視点を生かして課題を解決する人材育成と仕組みづくりを進めています。顧客へのヒアリングを通し、当社の「提案力」は他社と差別化する大きなキーワードになると感じています。お客さまの悩みを解決するための提案は、お客さまの「KAIZEN」のお手伝いをしていることになります。つまり、当社の「提案力」もまた「KAIZEN」といえます。掲げているのは「KAIZEN BANSO」。コンサルティングではなく、お客さまと同じ現場の目線で、一緒に伴走しよう、と。ゆくゆくは仲間を増やして、コミュニティーも作っていきたいと考えています。
「利他の心」を大切に、チームワークを重視
社員の「やってみたい」気持ちを実現へ
2022(令和4)年9月、東京ビックサイトで行われた「国際総合物流展2022」に出展し、荷物の乗せ換え作業を軽減する新商品「トラパレ」をプロモーションしました。「トラパレ」に興味を持っていただいたところから、「KAIZEN診断」へとつながった事例もあります。当社は「まずはやってみよう」という社風で、社員たちの「やってみたい」気持ちを大切にしています。その中からさまざまな「KAIZEN」やプロジェクトが生まれてきました。また当社の理念の一つである「利他の心」を大切に、チームワークを重視しています。社員の仲が良く、部門を超えたコミュニケーションも増えていることを実感しています。学生に伝えたいのは、自分の目で見て、実際に体験することを大事にしてほしいということですね。今は、スマホなどで情報を得ることは簡単ですが、例えば就職活動でも、それぞれの会社に実際に足を運んで、仕事内容やそこで働く人の姿を自分の目で見て、肌で感じてほしい。当社では、学生向けのイベントやインターンシップも行っています。当社がどんな会社か、実際に肌で感じたり、見てもらえるような機会も増やしていきますので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
TSK株式会社
- 所在地
- 富山県富山市三郷9 (富山企業団地内)
- 設立
- 1974(昭和49)年7月
- 従業員数
- 107名
- 売上高
- 32億5,300万円(2022年4月期)
- 事業内容
- 包装・マテハン機器企画販売、製袋事業、物流支援、ファブリケーション、真空成形事業
- 企業サイト
- https://tsk-corp.jp/
- https://twitter.com/TSKcorporation
- https://twitter.com/TSKcorporation