TSK株式会社
- 製造・販売(卸)・運輸・サービス
- 包装・マテハン機器企画販売、製袋事業、物流支援、ファブリケーション、真空成形事業
その他
勤務先:富山、石川、福井、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、大阪、京都、滋賀、ベトナム、メキシコ
北陸版2026(2024年12月発行)
物流を「KAIZEN」で
よりよく自由におもしろく
物流を「KAIZEN」で
よりよく自由におもしろく
TSK株式会社 代表取締役
高木 亮太 氏
PROFILE
1985(昭和60)年、富山県生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。大学時代にフラメンコを始め、2009(平成21)年「第5回CAFフラメンコ・コンクール」優勝。その後、プロダンサーとして活躍。2011(平成23)年TSK入社。ベトナム現地法人の立ち上げに尽力。2022(令和4)年5月、社長に就任。
物流デザインの
プロフェッショナルとして
第3次中期経営計画の3年目の今期は、特に真空成形事業に注力したいと考えています。当社は梱包材販売を根本に、時代に合わせ主軸事業を変えてきました。戦後復興でセメントが必要な時には紙袋、エレクトロニクス産業の発展時には緩衝材、そして今はEV(電気自動車)やハイブリット車の部品メーカーにターゲットを絞り、取引先の新規開拓を行っています。真空成形によるプラスチックトレーは、形状の自由度が非常に高く、複雑なつくりの部品も一つひとつ型取りしてジャストフィットするよう仕上げます。さらなるニーズの高まりが予想されますので、新ビジネスの幹としてしっかり育てていきたいですね。
経営のテーマは「共創~ともにつくりあげる~」そのために「本音で話そう」「規律と自律」「顧客価値」の3項目を掲げ、今期はお客さまにどう価値を伝えるかという「顧客価値」を最も強調しています。みんながプロフェッショナルとして働きがいを自ら発見し成長できる機会を最大限の努力で提供していきます。
「KAIZEN」を
日本のモノづくり文化へ
「KAIZEN」を行う際に最も感じるのは、コミュニケーションの重要さ。根底にあるのは人材育成です。現場でさまざまなアイディアを交わす中でよい改善が生まれます。活発に意見交換できるよう、資質や才能を診断する「ストレングスファインダー」を採用し、それぞれの強みや個性の相互理解を促進してきました。新規のお声かけをしているお客さまが当社を見学すると「ぜひTSKと一緒に取り組みたい」という気持ちになってくださる。トレー1つにしても、ここまでいろいろな企画や提案をしてもらえる企業はこれまでになかったと。築き上げてきた「KAIZEN」文化が他社との差別化要因になり、当社の大きな武器となっていることを強く実感しています。
熱き情熱を持つ人材とともに
富山から世界へ
メキシコで働く人材も日本で採用していきたいですし、今当社にぜひ来てほしいのは「海外で働きたい」「世界で挑戦してみたい」という熱意のある方。学生向けにリアルな働き方について学べるイベントも積極的に開催していますし、今年はベトナムでの海外インターンシップもスタートしました。現在は昔に比べると世界との距離が近くなっていると感じます。情報もあるし、手段もある。英語やベトナム語が話せなくてもスマホが翻訳してくれます。まずは富山にもこんなにおもしろい会社があることを知ってもらい、実際に見て、体験して、興味が湧いたら思い切って新しい世界に飛び込んでみてほしいですね。
TSK株式会社
- 所在地
- 富山県富山市三郷9 (富山企業団地内)
- 設立
- 1974(昭和49)年7月
- 従業員数
- 111名
- 売上高
- 33億円(2024年4月期)
- 事業内容
- 包装・マテハン機器企画販売、製袋事業、物流支援、ファブリケーション、真空成形事業
- 企業サイト
- https://tsk-corp.jp/
- https://www.instagram.com/tskcorporation/
- X
- https://x.com/TSKcorporation