テラレムグループ株式会社

弊社は地球環境貢献企業グループとして、「資源循環事業」・「CO2削減事業」・「ソリューション事業」・「施設維持管理事業」の4事業をグループで展開し、資源循環型社会の実現に挑戦しています。「資源循環事業」では廃棄物の収集運搬や中間処理、自治体の廃棄物処理などを行っています。「CO2削減事業」では、生ごみのバイオガス発電、森林経営、バイオマス燃料の製造販売を行います。「ソリューション事業」では、廃棄物処理のプランニングや環境コンサルティングを提供。「施設維持管理事業」では、インフラ施設の運営から設備の運転維持管理、工事・補修などのサービスを提供しています。
グループの中核企業である(株)市川環境エンジニアリングをはじめとし、家庭から排出されるプラスチック製容器包装をリサイクルし、高品質な物流パレットを製造・販売しているエム・エム・プラスチック(株)などの27社の資源循環事業に関する実績・知見と、株主である(株)クボタと中部電力(株)の豊富な経営資源を組み合わせることで環境における総合ソリューションを展開。長年培ってきた信用力を活かして多彩な企業と手を組むことで、これまで携わってきた環境事業をさらに飛躍させています。

弊社は、2023年に（株）市川環境ホールディングスからテラレムグループ（株）に社名を変更しました。「テラレム」というのは、地球や大地を表す「Terra」と修復や救済を表す「Remedium」を組み合わせた造語です。グループ全体で1,000人近くの従業員を抱えていますが、大切にしているのは「Change（変革）」、「Challenge（挑戦）」、「Collaboration（協力）」という「3C」です。環境を変えていくためには、私たちも変わらなければなりません。革新的な技術や大きな社会課題に挑戦しなければなりません。そのために、様々な企業や人の力を借りて取り組んでいくという方針が「3C」です。ビデオメッセージなどで理念の浸透を行うことでテラレムグループの従業員1,000人以上がONEチームとなり、「日本で最も存在感のあるグループ」を目指します。

弊社グループでは、東京都12区と関東圏19自治体の一般廃棄物や19自治体の産業廃棄物の収集運搬を担っており、さらに災害時には災害廃棄物の適正な処理を支援することを9自治体と締結しています。創業から50年間で築いてきた信頼と地域環境に貢献できることは弊社の誇りです。
2023年４月には、第31回地球環境大賞「日本経済団体連合会会長賞」を受賞しました。これは弊社グループのバイオエナジー(株)の操業開始以降16年間、首都圏で発生する日量100tの食品廃棄物を受け入れ、約4,000世帯分のグリーン電力を提供する事業が評価されたものです。日本では2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取組みが加速しており、2022年からプラスチックにかかる資源循環の促進などに関する法が施行されました。このような社会背景は追い風となっており、テラレムグループも3カ年計画を策定。2025年には売上、利益共に倍増を目標としました。グループ各社がしっかりと戦略を持ち、ビジョンの実現に向けて進んでいます。