ロイヤルジャパン株式会社
- 販売(卸)・サービス
北海道版2026(2025年4月発行)
ニーズに合わせた製品を提供
なければ自分の手で創り出す

ニーズに合わせた製品を提供
なければ自分の手で創り出す
ロイヤルジャパン株式会社 代表取締役
遠藤 吉勝 氏
えんどう よしかつ
PROFILE
1973年4月生まれ。小樽市出身。中学卒業後、小樽市内の民間企業数社で勤務したのち、1998年7月に(有)北自車輛サービス(後の北海道トランスネット(株))を設立し、代表取締役社長に就任。2013年11月にロイヤルジャパン(株)を設立。現在に至る。
お客様の細かいご要望に応え
専用トレーラーを製作
製品はすべて国際規格のISO規格に則して自ら設計。中国の車両メーカーに製造を委託し、日本に運んで自社で二次架装と仕上げを行います。
特殊用途コンテナで
不便や問題を解消
2018年に発生した北海道胆振東部地震の際には、札幌市の危機管理対策室に連絡して即座に札幌市の避難所に提供させていただき、続けて安平町と厚真町の避難所にも設置させていただきました。この出来事を機に、道庁や市町村と防災協定を結び、日本赤十字社との協力体制も整えました。現在は全国の自治体からも数多くお問い合わせをいただいており、自分の考えてきたことは間違っていなかったと実感しています。
ほかにも、数年前に東京の企業の依頼でスタートしたトレーラーホテルの製造販売は、建築コストの高騰と工期の問題の解消にもつながると需要が増えています。その流れから当社でもホテル運営業を始め、2023年に小樽市内に「アールジェイホテルズ オタル」をオープンしました。
トレーラースタイルの場合、冬期間の凍結に伴い、インフラの供給が難しいという問題があります。しかし、これまでの経験やノウハウから、凍結深度ゼロ地域と同じようにできると考えて、自社製品を使ったホテルを始めることにしました。これは販促の一環であり、新しい事業への進出でもあります。ホテルは現在、無料駐車場完備の全36棟。今後もさらに増やしていく予定です。
人とは違う視点で
新事業の可能性を探る
人と同じことをしていてもビジネスでは勝てません。「お客様にとって新しい価値を創造する」という理念のもと、まずは自分で形を作り、補正しながら事業として成立するように自己流で育てていく。今後も時代のニーズに合わせてさまざまな業種に注目しつつ、お客様に喜んでいただけるような製品やサービスを提供し続けていきたいと思います。
▼仮設トイレ「ウォレットTC」は、コンテナ内を自由に間仕切ることができ、男性用と女性用の個室の割合を変えることも可能。
ロイヤルジャパン株式会社
- 所在地
- 〒047-0152
北海道小樽市新光5-2-1 - 電話番号
- 0134-64-5072
- 設立
- 2013(平成25)年11月
- 従業員数
- 15名
- 売上高
- 10億3,546万円(2024年3月期)
- 企業サイト
- https://royaljapan.jp.net/