株式会社耕電設
- 建設
技術職
勤務先:北海道
北海道版2026(2025年4月発行)
未来を創る人財を育てる
学び成長し高め合える会社に

未来を創る人財を育てる
学び成長し高め合える会社に
株式会社耕電設 代表取締役
千葉 昌子 氏
ちば しょうこ
PROFILE
短大卒業後、民間企業数社を経て、2004年、当社に入社。経理業務を中心に担当し、後に取締役に就任。2015年4月、夫である前代表取締役の千葉英也氏に代わって代表取締役に就任。2024年9月より北海電子工業(株)の代表取締役を兼務。
会社の事業拡大は
社員の成長を促すため
室蘭本社に加え、札幌、仙台、東京に拠点を構え、会社の規模は大きくなりましたが、当社の一番の目的は社員一人ひとりの成長です。同じことを繰り返しても人は育たないので、成長できる環境を作るために会社を拡大してきました。私は、上司も部下もともに育つ「人財共育」を大切にしています。上司が部下を育てるには中間層の役割が大切ですので、課長職以上の管理職は外部の講師によるリーダシップ教育の研修を受け、コーチング・ティーチングなど人材育成のスキルを磨いています。
札幌支店がパワーアップ
新たな拠点で本格稼働
当社の現場は大きな建物が多く、天井裏には何十という配線があります。それを扱うには知識と技術が必要で、職人の力は必須です。うちの職人たちは、みな仕事にプライドを持って取り組んでくれていると感じますね。現場を統括する現場代理人が、書類作成や資材発注、データ整理などの業務も担い、負担が大きいことが問題でしたが、2022年から建設ディレクター制度を導入し、育成プログラムを受けて資格を取得した社員がそれらのバックオフィス業務を担うことで改善しました。今後さらに建設ディレクターを増員して、プロジェクトを円滑に進められる体制を整えたいと考えています。
また、IT化を進めて業務の効率化を図っています。例えば、タブレットで現場の状況をオンラインで共有したり、社内書類のクラウド化、全社員のスケジュールをWEBアプリケーションで管理するなど、時代に合わせてITツールを導入しました。
5カ年計画が始動
人財を育み社会に貢献
今の耕電設があるのは、みなさんの力をお借りしているからです。本当に感謝の気持ちしかありません。私たちはこれからも、明日への明かりを耕しつづける、社会に貢献する価値のある企業を目指してまいります。
株式会社耕電設
- 所在地
- 〒050-0074
北海道室蘭市中島町4-17-33 - 電話番号
- 0143-43-2332
- 設立
- 1974(昭和49)年3月
- 従業員数
- 40名
- 売上高
- 17億6,140万円(2024年5月期)
- 企業サイト
- https://ko-den.com/


