有限会社渡辺沖次郎商店
- 建設・販売(小売)
- プロパンガス設置工事、土木建築工事、電設工事、他
関東版2026(2024年11月発行)
地域の方への感謝を胸に
安心・安全を届ける

地域の方への感謝を胸に
安心・安全を届ける
有限会社渡辺沖次郎商店 代表取締役社長
渡辺 誠
わたなべ まこと
PROFILE
1955年10月生まれ。日体大卒業後、大手ガス会社へ入社した年に、実父の死去により有限会社渡辺沖次郎商店を引き継ぐ。燃料小売り事業から土木建築工事、電設工事など事業領域を拡大。1989年、注文住宅ブランド「ナベホーム」を立ち上げた。前橋ガス事業協同組合の理事長を務める。
ガスと建築と防災
三本柱で地域へ貢献
また、ガスの強みを活かした災害対策機能をもつ特別養護老人ホームも建設し、災害時には近隣住民の避難所にもなれる施設も作っております。この施設の特徴であり、弊社の3本目の柱となっているのが「災害バルク」です。
「災害バルク」とは、ガスで発電できる機械で、これさえあれば煮炊きや暖が取れます。私は、前橋ガス事業協同組合の災害協定活動で、これまでに、新潟や東北の被災地を支援に訪れたのですが、そこで災害に負けず「災害バルク」が残っているのを目の当たりにし、「非常に重要なものだ」と感銘を受けたのです。災害で電気や都市ガスが止まってしまった時でも、プロパンガスなら使える。12年ほど前から行政にも掛け合い、初めは組合として寄付をしながら、その重要性を伝えてきました。現在は公民館や道の駅などに設置が進み、幸い大きな災害が起きていないのでまだ実用はされていませんが、防災訓練などで地域の方々にも理解が広まっています。
「ありがとう」の気持ち
常に周囲へ持ち続け
先代の父・沖次郎は私が22歳の時に急逝し、大学を卒業したその年に家業を継承しました。当時は、近所の方々や業界の先輩方が気にかけてくれました。ですから、今でも何か、彼らや地域のためになることができればと思っています。
創業者や先代の思いを
次の世代へ継承
かつては自分でガスの配達をして、夜中でも電話が来れば駆けつけ、対応するような泥臭さがありましたが、今は配送や自動検針、保安センターなど分業となって誰でもできるようになっています。
業界も弊社も、次世代へバトンタッチする時期にも差し掛かっていますが、大切なのは保安であり、それは変わらずにお客様へ安心・安全をお届けしたいと思っています。
渡辺社長が理事長を務める前橋ガス事業協同組合。2020年に創立50年を迎えた。
有限会社渡辺沖次郎商店
- 会社名カナ
- ワタナベオキジロウショウテン
- 所在地
- 群馬県前橋市三俣町1-27-16
- 電話番号
- 027-231-0793
- 設立
- 1953年
- 従業員数
- 20名
- 売上高
- 20億1,888万円(2024年6月期)
- 事業内容
- プロパンガス設置工事、土木建築工事、電設工事、他
- 企業サイト
- https://www.nabehome.net
- TSR企業コード
- 27-025411-0