エンジニアが安心して働ける環境を築く
弊社はシステム開発を行うIT企業です。かつては、IT企業といえば「3K(きつい、帰れない、給与が安い)」職場と言われたものでした。私は、そうした業界の現状を打破し、「エンジニアが安心して働ける環境を作ろう」という思いで、2000年に弊社を立ち上げたのです。目標としたのは、技術者が持てる技術を最高に発揮できる会社にすること。スキル追求のみならず人間形成を促す場になること。そして、利益第一主義ではなく顧客満足度第一主義であること。そのために私は、社員の国家資格取得を奨励し、お客様の信頼を得ると共に自信をつけてもらい、生産性を上げることに取り組みました。さらに、プログラミング能力はもちろん、設計力、想像力に秀で、人格も優れた人材の育成を図ってきたのです。こうした優秀な社員たちの努力のお陰で、弊社にはノルマも売上目標もないにも関わらず、創業以来22年連続で黒字決算を達成しています。ここ5年間の平均残業時間は月10時間、有給取得率は90%です。その結果、2019年には健康企業宣言東京推進協議会より「健康優良企業」に認定され、取引先も通信、金融、医療などあらゆる分野に及ぶようになりました。弊社は中小企業ながら、関わるプロジェクトは大学など外部機関との共同作業が多く、スケールが大きいのも特徴で、技術力では日本トップクラスであると自負しています。
社会への有益性を起点に医療や福祉の分野に進出
私には、コンピュータシステム開発を通じて、日本の発展や日本国民の福祉に貢献したい、さらに、他社ができないことを追求したい、という思いがあります。その思いが実を結んだのが、AIを活用し、医療難民や買い物難民の移動を支援する「孝行デマンドバス」の開発・サービス提供であり、運動プログラムの自動作成で認知症や生活習慣病の予防を支援する「メディカルフィットネス」のシステム開発です。少子高齢化は日本を始めとした世界の問題であり、医療、介護、福祉の分野に力を尽くすことは、必ず世の中のためになります。「何をすれば儲かるか」を考えるのではなく、「何が社会にとって有益なのか」を起点に事業展開すれば、自ずと周りの支持を得ることができ、それが収益へと還元されるのです。この仕事のやりがいは、プロとしてプライドを持って課題に取り組み、自己満足ではなく相手の満足を追求することによって生まれます。大切なのは、自分の仕事が社会の役に立っていると実感することです。人は、世の中に感動を与えたときこそ、自分の成長を感じることができるのではないでしょうか。
次世代が生きる未来を見すえた仕事を共に
私が社員に求めるものは単純です。嘘をつくな、隠し事をするな、人のために仕事をしよう。ダメになる企業には、必ず嘘や隠し事が潜んでいます。節税に血道を上げるのではなく、正しいお金を稼いで、たくさん納税するのが本当の人格者ではないでしょうか。ひと言で表現すると、私は社員に「あなたを産んで良かった」と親に言わせる人になってほしいのです。IT企業の宝は人材です。日本には人をきちんと育てない企業が多く、トップは売上など数字しか語りません。だから日本の若者は夢を持てないし、日本企業の競争力は下がるばかりなのです。私は企業トップとして目指すべき夢を語ります。自分もそんな社会を実現したいと思ってくれる方がいれば、ぜひ弊社に来てください。今日明日の結果ではなく、次世代が生きる未来の世界を見すえた仕事に、ともに挑戦していきましょう。