河島コンクリート工業株式会社

弊社は1951年、コンクリート二次製品工場として創業し、1955年の会社設立を経て、1970年、生コンクリートの製造・販売に事業を転換しました。
2003年に現在の本社である東京都板橋区に移転したのは工業専用地域であるが故の強みを生かして「より生コンクリートに特化した」事業展開を行うためです。2005年には業界初となる練り水冷却装置（クーリングダッシュ）を導入し、より安定した強度の生コンクリート提供を可能にしました。
2011年には東日本大震災を受け、電力緊急時でも生産設備を連続運転できる非常用ディーゼル発電設備を導入。
2019年には工場全体とミキサー車のドラム部分に遮熱塗装を施すことで、さらなる品質向上を実現しました。
2020年の新型コロナウイルス感染拡大時には、試験室を含む事務棟全体と全保有車両のコックピット部に抗ウイルスコーティングを施すなど、品質向上と安心して働ける職場環境の実現を目指し、先進的な取り組みを続けています。
SDGs（持続可能な開発目標）にも積極的に取り組み、カナダCarbonCure社の生コンクリート製造時にCO2を固定化・有効利用する技術の活用などを行っています。

板橋区に腰を据えてからは地域社会への貢献にも積極的に取り組んできました。
近隣の小学校の高学年を対象とした工場見学や中学生を対象とした職場体験に加え、板橋花火大会への協賛も行ってきました。最近では2023年９月に板橋区と災害協定を締結し、災害時に地域の方々へ生活用水をミキサー車で運ぶ契約を交わしました。同時に、保存期間が５年間の水を800ケース寄贈させていただいております。次回の寄贈は5年後の2028年9月を予定しておりますので、その時までお水が使われること無く、また寄贈できるように日々精進したいと思います。

私が32歳の時に父が急逝し、突然会社を引き継ぐことになりました。それから約9年、常にお客様と社員への感謝の気持ちを忘れずに進んできました。ここまで順調に来られたのも、皆様の様々なサポートのおかげだと思っています。私が会社を経営する上で心がけているのは、地域の方々に弊社が板橋区にいてよかったなと、お客様にはこの会社に頼んでよかったなと、社員にはこの会社に入社してよかったなと思ってもらえるように様々なことにチャレンジしております。
具体的な福利厚生として、勤続10年目に100万円を支給しています。以降、10年毎に100万円を支給しています。また、社員にお子様が産まれた際には出産手当として１人目に50万円を、2人目以降は100万円を支給しています。更に、子育て支援として、小学校の入学から高校を卒業するまでに総額40万円を支給させていただいております。
「自分もここで働きたい」と思えるような会社にするにはどうすればよいか、経営者としていつも考えています。そして退職後も、この会社で働いて本当によかったと思ってもらえるような会社を目指しています。私たちの業界はお客様との信頼関係が非常に重要です。そうした信頼に値する道徳心を持った方、正義感や思いやりを持った方を求めています。互いに感謝とリスペクトを持ちながら、私たちの取り組みに参加していただける方をお待ちしています。