株式会社中納言
- 販売(卸)・サービス
- 外食事業・中食事業・水産物輸入/加工・卸
営業職/事務職/その他
勤務先:大阪、兵庫、東京、神奈川
関西版2026(2024年12月発行)
伊勢海老に特化した領域で
多角的なビジネスを展開

伊勢海老に特化した領域で
多角的なビジネスを展開
株式会社中納言 代表取締役社長
田上 剛大 氏
PROFILE
1980(昭和55)年生まれ。兵庫県出身。高校、大学時代と海外で過ごす。米国ボストン大学卒業後、大手コンサルティング会社入社。2010(平成22)年当社へ入社。2015(平成27)年より現職。現在は関連5社の代表も兼任。趣味は家族や仲間との旅行。
6次産業化を推進し
伊勢海老消費量日本一
ただ、当社の事業はそれだけではありません。レストランを運営する飲食事業や高級仕出し弁当を提供する中食事業をはじめ、グループ全体では水産物の輸出入事業や食品加工・卸・通信販売事業も手がけており、6次産業化ともいえるビジネスを展開しています。その結果、伊勢海老消費量日本一(出典:通関実績)を誇り、伊勢海老に関しては他社の追随を許さないまでに成長を遂げました。
今後は、6次産業化をさらに推進する計画で、飲食事業では、神奈川に「中納言」を、大阪にはイタリア料理の「オステリア ガウダンテ」を、新たに1店舗ずつオープンさせる予定です。また、食品加工事業では、現状、国内のホテルやレストランから依頼を受けてOEMで行っている高級食材の加工業務を、海外へも展開する運びとなりました。
「温かさ」と「たくましさ」を
兼ね備えた「よい会社」を作ろう
「温かい」というのは、互いに思いやり、配慮ができるということ。当社は業界内でもトップクラスの平均勤続年数の長さで、スタッフはベテランから若手まで年齢もさまざま。外国人の方もいます。互いを尊重し合い、それぞれが力を発揮できるような環境作り・文化作りを大切にしています。
「たくましい」というのは、やはり会社ですから、きちんと利益を出せる組織でなければなりません。ただ、そのときに心に留めておくべきことは、「黄金の奴隷たるなかれ」ということ。お金儲けに必死で、「お客さまのため」や「ともに仕事をする仲間のため」といった人の役に立つことを、決して忘れてはなりません。この「温かさ」と「たくましさ」を両立できるような会社でありたいと考えているのです。
失敗をしないことこそが
最大の失敗である
今の若手は、空気を読むことに長けた方が非常に多いと感じています。接客においては、空気を読んでお客さまに言われる前に行動できる力は素晴らしいものです。ですが、自分のやりたいことに関しては空気など読まず、どんどん行動・実行してほしいです。「失敗をしないことこそが、最大の失敗である」と、私は思います。失敗を含めて、自分で考えて行動し、試行錯誤しながらやり遂げる経験が、自分の力になるのです。あなたが一生懸命取り組む姿は、上司や先輩が必ず見てくれていて、たとえ失敗したとしても、しっかりとカバーしてくれます。だから、やりたい気持ちに蓋をせず、安心して挑戦してください。
自ら行動できる人は、将来、伸びるポテンシャルが高い人。これは就職活動中のみなさんも同じだと思いますので、ぜひ意識して行動してください。
株式会社中納言
- 所在地
- 兵庫県西宮市西宮浜1-33
- 創業
- 1950(昭和25)年9月
- 従業員数
- 340名(グループ全体)
- 売上高
- 32億円(2024年7月期)
- 事業内容
- 外食事業・中食事業・水産物輸入/加工・卸
- 企業サイト
- https://www.chunagon.com/
- その他
- https://cst-hd.co.jp/
- https://www.instagram.com/chunagon.cst.saiyou?igsh=YXJ6bzhoZ3k2cG1h&utm_source=qr