星付き高級ホテルも着手総合不動産として成長中
弊社はこれまで、多様な価値観やお客様のニーズに応えるために総合不動産業会社としてオフィスビル、商業施設、戸建て、マンション、リゾート物件、事業用地など、北海道から沖縄まで日本全国のあらゆる不動産売買を展開。さらに、自社物件の企画・販売、建築や不動産全般のコンサルティングを手がけてきました。近年は、リゾート地や都心の一等地などに高級ホテル数棟を手がけるなどのプロジェクトも担っています。このように不動産を多角的にとらえて規模を拡大していく、成長の過程にあると考えています。多様なニーズにトータルで対応できるのが弊社の大きな強みですが、そこまでの道のりは平坦ではありませんでした。私はサラリーマン時代、この業界の営業職として常にトップクラスの成果をあげながら、不動産に関する知識の習得に猛勉強を重ねてきました。物件の情報だけでなく経済やマーケットなど、様々な観点で物事を見ていくことで、奥行きのある不動産事業を展開することができると考えています。従業員数は少数ですが、リーマンショックや東日本大震災、そして、近年のコロナ禍など、目まぐるしく変わる社会情勢にも目をこらし、スピーディに、そして細部までこだわって対応してきました。
従業員に裁量権を与え個々人の成長を加速
災害や経済の停滞など社会のビハインドがあっても荒波を乗り越えられるのは、従業員一人ひとりが裁量権をもって対応することができるからです。不動産業は一般的に営業部門と契約部門が分かれていて、分業体制を敷いています。弊社ではそうしたセクショナリズムを廃して、個人が業務を一貫して担当するようにしています。その結果、スピード感と多角的な視点をもって、売買、企画、販売が展開できるようになりました。毎回、扱う不動産は違うコンセプトやプロジェクトなため、働く従業員の“個”の成長が加速され、企業の成長にも大きく貢献しています。だからこそ、たとえ飽きやすい性格の人でも、つねに新鮮な気持ちで取り組むことができます。
地域振興にも目を向け新たな価値を創造する
近年は事業の核となる不動産業とは異なる領域の拡充も図っています。例えば、7年ほど前から推進してきたプロジェクトですが、中長期計画として「医食住」に関わっていくことです。また、今後、オリンピックの正式種目の可能性も検討されているeスポーツの支援も行っています。中学生から40代くらいの方までの選手が所属するチームを株主としてサポート。この分野は今後急速に市場が拡大していきますが、整備されていない面もあり、少しでも貢献できればとの思いで決断しました。その他にも地域貢献として、東京都・町田市に本拠地を置く強豪フットサルクラブ・ペスカドーラ町田の胸スポンサー契約を今年3月に締結しました。自分自身が学生時代にサッカーをやっていたこともありますが、「地域に愛され、必要とされるクラブであり続ける」クラブの考えに共鳴し、オフィシャルトップパートナーになりました。このように、不動産事業者として建物に関わるだけでなく、地域振興や未来を見据えた事業を通して、より社会に貢献していきたいと考えています。