株式会社サンオクス

株式会社サンオクスは、1995年に東京で産声をあげました。
日本と韓国の間で取引を行う貿易商社であり、取り扱う商品は中間素材として、紙及び不織布、薬品、薬品添加剤を主体に輸出・入を行っています。取り扱う商品の特殊性にこだわり、個性的な高付加価値商品をお客様に提供してまいりました。
例えば、韓国の美容業界に無くてはならない美顔に関するシートマスクに使用する保水性に優れた高級な不織布を日本の大手メーカーから韓国のお客様に輸出しています。
韓国は自国消費だけでなく、輸出振興政策により自社製品を輸出している企業が沢山あります。これら企業と高関係を構築し、日本の高品質の中間素材を安定的に提供するのも重要な役割です。創業以来27年間、グローバルな視点で日本と韓国の懸け橋となるよう取り組んでまいりました。

昨今では素材や中間商品だけでなく、最終商品の開発にも力を入れております。
世界的に大流行している新型コロナウィルス感染症の拡大防止策の一環として、マスクや手袋などのメディカル製品を国内外から緊急に仕入れ、国、自治体のニーズにお応えすべく対応しました。続いて新型コロナウィルス感染症の感染再拡大により、国内の抗原定性検査キットの供給不足が課題となっていましたが、サンオクスはRapigen,Inc.（本社：韓国）のコロナウィルス抗原検査キットの日本向けの開発の支援をしてきました。
サンオクスは、今後、新型ウィルス感染症対策として本キットの日本向け輸入販売を目指しますが、手始めとして、今年、医療用（体外診断用医療品）ならびに一般用（第一類医薬品）を取り扱うため医薬品販売業の許可を取得しました。今後、医薬品分野での新規取り組みに力を入れてまいります。

「会社のために仕事をするのではなく、社会のためお客様のために仕事をしなさい。そうすれば自分に返ってきます。」と機会あるごとに社員に言っています。サンオクスの企業理念は「開発精神とチャレンジ精神」であり、頑張って仕事に取り組んで、業績が伸びれば会社としてはいくらでも応えます。そのためには情熱を抱いて、気持ちを込めてどれだけ仕事に打ち込めるかが大事です。自分は一生懸命やっているつもりでも、あと一歩が足りずに成果につながらないケースは多いのです。普通にやれば90％まではいきます。しかし、残りの10％がクリアできません。お客様からご発注頂くにはひと工夫が必要で、最後の頑張りが求められます。私は28年前に日本に来て、10か月後に貿易会社を立ち上げました。知人、友人もなく、誰にも助けてもらえない中、「絶対に成功したい」という夢の実現に向けて取り組んできました。時には一つのお客様を誰にも負けないように数十回も訪ねて信頼関係を築いてきました。その気持ちは今も変わりません。
これからも社員の皆様と共に、社会に大きく貢献出来ますように頑張って仕事に取り組んでいきたいと念じています。