株式会社ニシハタシステム

2006年に緊急地震速報の機器販売からスタートした弊社は、常に「防災」を強く意識した商材を扱ってきました。現在わたしどもは、北海道から沖縄まで全国の幼稚園や保育園を対象としたIP無線機を提供する事業に注力しております。IP無線機は、地震災害に強いとされるドコモのインターネット回線を使用するのでお子様を預かる保育施設でも連絡不通になりにくいのが一つのメリットです。また、IP無線機は非常時だけでなく日常業務でもお使いいただけます。連絡にスタッフの個人携帯を利用している園もあるようですが、通話料の負担や業務中にプライベートの連絡を切り分けることが難しく、さらには個人情報の取り扱いの観点からもさまざまな問題があります。実際に導入した施設で働く保育士、送迎運転手や園長、経営者の方々から課題解決につながったと弊社商品はたいへん好評をいただいております。現在2000以上の園に導入していただいております。すべての園とは言いませんが、送迎があり、園庭以外の場所にお出かけする園には導入するメリットがあるかと思っておりますのでまだまだニーズはあると考えております。

2023年4月に保育福祉施設での事業継続計画(BCP)の策定が努力義務となりました。これは大地震、感染症、テロ、大事故などの不測の事態が発生しても、 重要な業務を中断させない、または中断しても可能な限り短い期間で復旧させるという目的があります。ニシハタシステムとしてより円滑に幼児教育保育の業界に防災意識を拡げるため、保育防災カンファレンスというオンラインイベントを開催し、のべ3000名を超える方にご参加いただいております。
IP無線機の事業についても、次の業界へ展開するのではなく、あくまでも幼児教育、保育の業界で、より価値の高いサービスを提供していきたいと考えています。現在のニシハタシステムの主力は保育施設の現場に特化したIP無線機。もちろん、既存市場の拡大は継続していきますが、保育施設の防災に関連するあらゆるサービスに携わっていきたいというビジョンもあります。具体的なアクションとして先に挙げた保育防災カンファレンスの開催のほか、園バスの位置情報がLINEアプリで把握できる「バスwaCoCo」というサービスの取り扱いも開始しました。より多くの方に保育防災の情報を届けるために「ほいく防災ナビ」というオウンドメディアも立ち上げました。園に特化した防災の総合商社を目指していくのが中期的なビジョンとなります。

弊社の主な業務は、保育施設の園長、経営者向けの法人営業で対象地域は全国です。コロナ禍以前よりオンライン営業システムの導入などDXを推進しております。入社後は、まず机上研修や先輩社員に同行しながら商品知識や保育園や幼稚園など業界についての知識を養うことになるでしょう。基本的なことは新しく入社したメンバーが学びやすいようにマニュアル化しているので、入社後2ヶ月程度で、独力で営業対応している人もいます。枠にはめ込むような画一的な対応ではなく、個々人の成長の速さに合わせて環境を整えています。独力で商品提案ができるようになった後には、先輩社員と同様、自分だけの営業スタイルやスキルを確立して欲しいと思っています。そのために弊社は会社の利益を報酬として還元します。現在までの実績として年１回の昇給は最低でも２～10万円です。報酬が多くとも社会的なやりがいを感じられなければ心が折れてしまうこともあるかもしれません。弊社の仕事はやりがいがあります。ぜひ、一緒に「子どもたちへ、当たり前の防災」を提供するために働きませんか？