5Gから宇宙事業まで
多彩なソフトウェア開発
弊社は1974年の設立以来、情報通信技術を支える通信インフラを中心としたソフトウェア開発業務を数多く手がけ、現在は人工衛星観測用サーバーをはじめとする宇宙事業や航空業界、自動車などの車載分野にも進出しており、最先端のソフトウェア開発に携わっています。大容量通信を可能にする伝送装置の開発は、光ファイバーが普及する以前から取り組んできました。近年の5Gブームで大容量通信の需要は急速に増加している状態です。もう一つの主軸が映像機器開発です。放送局などで使用するプロ用カメラのIP化に携わっています。テレビ放送を陰で支えている会社と言えます。2012年には経営の安定化を図るため、ソフトウェア開発大手であり、東証プライム上場の株式会社ISB(アイ・エス・ビー)のグループに参画しました。現在は同社と連携して5G基地局や車載で使用するソフトウェアを開発しています。
充実した研修制度
風通しの良い社内環境
ISBグループ中期経営計画「move up further(新しい一歩)~夢を持って夢に挑戦~」のもと、弊社は「安心して働ける環境を提供できる会社になる」という経営方針を掲げています。システム会社ですので、理系出身者が多いのですが、文系出身者も少なくありません。そのため社員研修には力を入れており、ITスキルはもとより、マネジメントなど経営関連の研修の受講を推奨しています。費用は全て弊社が負担しており、資格を取得したら報奨金も授与しています。今後は専門の講師を招いて、社内で研修を行える環境を整備したいと考えています。仕事の進め方はユニークな方法を採っており、社内には「課」を配置せず、各部署に所属するのはマネージャーのみです。リーダーに適した社員を中心にチームを編成し、プロジェクト単位で仕事を進めていくので、社員はシステム開発の上流から下流まで全工程に携われますし、しっかり経験を積むことができます。既存の枠にはまらず自由に働ける独自のスタイルであり、弊社の強みになっています。定期的に社員にアンケートをとり会社への要望を会社運営に反映しています。社内の風通しが良いという感想をよく聞きますが、 社員の声が業務改善の基盤になっています。毎月最終金曜には「アメージング・フライデー」という交流会も開催。社員が料理を作りみんなで楽しみながら、ゲーム大会を行い大いに盛り上がります。
SDGsに取り組み
環境保護活動を実践
国連が提唱する持続可能な開発目標SDGsにも着手しています。現在、3つの領域で活動に取り組んでいます。まずは「人道支援活動」。貧困や飢餓から人々を守るため、国連UNHCR協会への寄付を通して人道支援に協力しています。ウクライナ国内外で避難を強いられているご家族や紛争、迫害により故郷を追われた難民の支援に力を入れています。2つ目は「脱プラスチック」です。近年プラスチック廃棄による汚染が世界各地で問題になっています。弊社では、少しでもプラスチックの使用を減らそうと、業務で使用するクリアファイルを紙製にし、自社製品に使用するDVDケースも紙にできないかと準備を進めています。そして「森林環境保全活動」。気候変動により破壊されつつある森林を守るため、社内ではFSC(Forest Stewardship Council® 森林管理協議会)認証の再生紙の利用を推進しています。