株式会社ヒロホールディングス
- 情報通信メディア・その他
- モバイルキャリアショップ事業、DX関連商品開発ブランド[Zeta(ゼータ)]事業、革・アパレルブランド[Rebonally(リボナリー)]事業ほか
関西版掲載
アイデアと工夫を活かし
笑顔を生み出す総合商社

株式会社ヒロホールディングス 代表取締役
向山 孝弘 氏
PROFILE
1964(昭和39)年、奈良県生まれ。近畿大学法学部を卒業後、3年間をホテルマンとして就業ののち前身であるヒロコーポレーションを創業。「お客さまにも働く人にも笑顔を」をモットーに多角的な業務展開を試みる。コロナ禍の2020(令和2)年には、破竹の勢いで新商品を発表し話題に。2021(令和3)年社名をヒロホールディングスへ変更。
さまざまな仕事を通じて
新しい概念を提供する
主軸となっているモバイルキャリアショップ事業は、奈良県を中心に8店舗を展開し、奈良エリアNO.1のシェアを誇ります。Zeta(ゼータ)は、ICT技術などを駆使して、世界最先端技術を使った商品やサービスを提供するオリジナルブランドです。カーボンニュートラルに対応した地球環境にやさしい暖炉や、サイネージを自由に組み合わせて設定し、優れた環境を演出する「アンビエントサイネージ」など、人の心をわくわくさせる製品を次々送り出しています。世界中のスタートアップ企業や各研究機関と、常時共同開発を進めており、今後も世界に二つとないユニークな商品を世に送り出していくつもりです。そしてRebonally(リボナリー)は、革・アパレル商品を核とした事業で、日本の高い職人技術の伝統を現代に生かします。事業名の語源となった「復活・永遠・不滅」をそのままコンセプトにして、日本古来の技術を用い、新しい概念を世の中に提案しています。
「会社に来るのが楽しい」
そんな声が一番うれしい
私は人の喜ぶ顔を見ることが好きです。緊急事態宣言が発令され、人々が不安にさらされていたコロナ禍当初は、社員みんなでアイデアを出し合い、感染症対策のグッズや機器を次々と発表していきました。緊急時を過ぎ、この状況と長く付き合うことになるとわかってからは、次世代型ミーティングボードなど、テレワーク環境を構築・改善できる商品の開発を進めました。娯楽を思いきり楽しむことができない現在は、バーチャル雲海やプロジェクションマッピングを組み合わせて、幻想的な空間を創りだす「空間演出」に力を注いでいます。すべては一番の理念である「みんなの笑顔のために」を体現するものです。実は私にはこの「笑顔」に深い思い入れがあるのです。
当社を立ちあげる以前、私がいたのは憧れていたホテル業界でした。しかし当時の時代背景もあり、不規則な長時間勤務や肉体的重労働が長く続きます。あれほど憧れていた仕事なのに、最終的には私自身が疲れ果て、お客さまに笑顔一つ見せることができなくなっていました。3年間勤めてとうとう仕事を辞めたとき、心底思ったのは、「お客さまを笑顔にするには、まずそこで働く人が笑顔でなければいけない」ということです。その確信は社長になった今も全く変わっていません。社員のみんなに笑顔で「仕事が楽しい」と言ってもらえること。そんな彼らと、お客さまの笑顔を引き出す製品を世に問うこと。それが社長である私の、本気の願いです。
一人ひとりが特別の存在
互いの「パートナー」として
株式会社ヒロホールディングス
- 所在地
- 奈良県香芝市瓦口2315 香芝木材壱番館ビル3F
- 設立
- 1990(平成2)年12月
- 従業員数
- 90名
- 売上高
- 20億円(2021年8月期)
- 事業内容
- モバイルキャリアショップ事業、DX関連商品開発ブランド[Zeta(ゼータ)]事業、革・アパレルブランド[Rebonally(リボナリー)]事業ほか
- 企業サイト
- https://www.kk-hiro.com/