株式会社東組
- 建設
- 港湾工事をはじめとする海上工事、浚渫工事、地盤改良工事、橋梁・道路・下水道・舗装工事など一般土木工事、総合建設業
技術職
関西版掲載 勤務先:和歌山
海のインフラを支える
海上土木のプロ集団
海のインフラを支える
海上土木のプロ集団
株式会社東組 代表取締役社長
東 宗弘 氏
PROFILE
1964(昭和39)年、和歌山市生まれ。広島大学工学部卒業後、和歌山県庁に就職。1994(平成6)年に父が代表を務める東組に入社。その後、2010(平成22)年に代表取締役に就任。海上工事を中心に地域のインフラ整備で実績を伸ばし続けている。
設備力と技術力を武器に
国からの信頼も厚い
当社の強みですが、まず1つは設備力。海上から軟弱地盤中に振動を用いて砂を圧入するサンドコンパクション船や300t吊多目的起重機船、水中バックホウなど、海上工事に必要な機材設備は全国的に見ても屈指の充実度を誇ります。2つ目の強みは技術力。海上工事を自社で行っているマリコン業者は実は少なく、実際の工事は下請け企業に任せているところがほとんどなのですが、当社の場合は、船上での実作業等を行う船舶部を設けており、施工管理・積算を行う土木部と連携し、専門性と難易度の高い案件であってもスピーディーかつ質の高い工事を実現することができます。このような当社の強みを高く評価頂くと共に、長年かけて積み上げてきた信頼感から、今では売上の8割以上が国土交通省や県のプロジェクト。また、マリーナシティや関西国際空港の建設にも携わるなど、多くの重要案件に従事してきました。
従業員の幸せのためにも
社内環境の向上に注力
しかし、いくら良い制度を作ったとしても、会社のトップである私がだらしないようでは社員はついてきてくれません。「社長は会社の鑑として率先して汗をかくべき」というのが私の持論です。そこで毎日朝一番に会社に来て掃除をするのが私の日課になっていますし、地域のボランティア活動も出来る限り参加するようにしています。また、できるだけ社員と近い距離感で仕事がしたいと思い、あえて社長室は設けず、同じフロアで仕事するようにしています。こうした取り組みも少なからず影響してか、当社はすごくオープンな社風で、社員旅行を企画すればほぼ100%の人が参加するくらい社内の人間関係が良好なのも自慢です。従業員の幸せのためには、やはり働く環境はすごく大事です。「東組で良かった」と言っていただけるよう、明るく・楽しく・風通しのいい職場づくりは常に心がけています。
日本の経済と安全に貢献
スケールの大きな仕事
株式会社東組
- 所在地
- 和歌山県和歌山市雑賀崎250
- 設立
- 1964(昭和39)年2月
- 従業員数
- 53名
- 売上高
- 38億7,989万円(2023年10月期)
- 事業内容
- 港湾工事をはじめとする海上工事、浚渫工事、地盤改良工事、橋梁・道路・下水道・舗装工事など一般土木工事、総合建設業
- 企業サイト
- http://www.azumagumi.co.jp/