三和エレベータサービス株式会社
- 建設・サービス
- エレベーター・エスカレーターなどの保守点検、修理業務、販売設置
営業職/技術職
関西版掲載 勤務先:大阪・京都・滋賀・兵庫
経験と独自の技術力で
地域密着型サービスを提供

三和エレベータサービス株式会社 代表取締役
池田 篤 氏
PROFILE
1970(昭和45)年6月生まれ。京都市出身。高校を卒業後、アルバイトなどを経て父が創業した同社へ入社。現場や営業、事務などの職種を経て仕事を学び、30歳で役員に。その後、専務を経て、36歳の時に代表取締役社長となり、現在に至る。
地域密着型の
きめ細かなサービス
当社の前身である三和商事株式会社が設立された1966(昭和41)年は、エレベーターのメンテナンスサービスという仕事があまり一般的ではない時代でしたが、その頃から担当させていただいているお客さまも多く、きめ細やかな対応に支持をいただいております。
歴史ある京都には、年代物のエレベーターも多数あるのですが、押しボタンの電球切れなど軽微な故障でも、すぐに駆けつけられる小回りのよさで、お客さまから信頼していただき、サービス部門が独立したあとも、順調に成長を続けています。
独自の育成プランで
日々技術力を磨く
新入社員は技術センターでの研修を初め、20年ほど前から取り入れているビッグ・ブラザー制度を利用し、OJTとして年が近い先輩がマンツーマンで仕事を教えています。この制度の長所は、教える方は自身も仕事の復習ができ、後輩は仕事の相談がしやすく、自らのペースに合わせて実務経験が積めるところです。人間関係の構築にも役立ち、研修が終わった後も、先輩後輩として、良好な付き合いが続いているようです。社内には若い人材が多く元気な印象。つねに活気ある職場を目指しています。
社会に必要だからこそ
自ら動ける人材に
2018(平成30)年に起こった大阪北部地震では、京都市内でも震度5強を記録。当社が担当していた1000台ほどのエレベーターが一斉に止まりました。しかし、社員自らが、手分けして担当地域を回り、1日半で全てのエレベーターを復旧させることができました。この時には、お客さまから「すぐに対応してもらって、安心した」とのお声をいただいたことを覚えています。このように、スピーディーな対応を実現するため、京都・大阪・滋賀を中心としたエリア内にそれぞれ拠点を設けています。
私が社員に求めることは、自分で考えて動ける人材になってほしいということです。地震や自然災害など、有事の際により正確な対応をするためには、判断力を身につけることが大切だと思うのです。
当社は2023(令和5)年7月に設立50周年を迎えます。今後の展開としては、エリアを広げ、将来的には東京や名古屋方面へ進出できればと考えています。エレベーターのエンジニアというのは、特殊な仕事です。設立当時から父が目指していたように、エンジニアの地位を向上させ、社会に必要な仕事であると胸を張れる会社にすることがいまの私の目標です。
三和エレベータサービス株式会社
- 所在地
- 京都府京都市中京区間之町通二条上る夷町575
- 設立
- 1973(昭和48)年7月
- 従業員数
- 44名
- 売上高
- 10億円(2022年3月期)
- 事業内容
- エレベーター・エスカレーターなどの保守点検、修理業務、販売設置
- 企業サイト
- https://sanwaelevator.jp/