株式会社ニューリー・土山
- 製造
- 基板検査装置・基板検査治具の開発製造業
関西版掲載
エレクトロニクス業界を
基板検査技術で支える!
エレクトロニクス業界を
基板検査技術で支える!
株式会社ニューリー・土山 代表取締役社長
野口 雅人 氏
PROFILE
1978(昭和53)年大阪府生まれ。近畿大学経済学部卒業後、内装デザイン会社を経て、2012(平成24)年ニューリー・土山入社。治具の製造や、基板の不良を検出する「n=1 Checker」の中国をはじめとする海外向け販売を担当し、2019(令和元)年に専務取締役、2022(令和4)年に代表取締役社長就任。
電子機器の頭脳である「電子基板」の
不良を、1つたりとも見逃さない
電子機器の業界では、スマートフォンのように小型化・高機能化が進んでいます。それにともなって、基板にも、小さな部品が高密度に実装されるようになり、基板を製造する難易度は年々高まっています。万が一、基板に不具合があれば電子機器は作動せず、そのまま世の中に出回ってしまった場合には、メーカーが失う信頼の損失は計り知れません。そのため、メーカーにとって基板検査は非常に重要で欠かせないものとなっているのです。
当社の強みは、検査対象となる小さな基板を損傷することなく、基板と検査装置を接続するプローブ(検査用の針)を精緻に制御する技術にあります。この技術が認められ、基板と検査装置をつなぐ治具製作のエキスパートとして高い評価をいただいています。
当社が開発・製造する検査装置の市場は、世界規模。特に2005(平成17)年に開発した量産開始前の確認用基板を検査する「n=1 Checker」は、短時間で確実に検査できることからスピーディーな量産立ち上げにつながり、しかも省人化・省力化にも役立つとして多くの引き合いがあり、中国、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなどのアジア諸国、アメリカ、メキシコ、東欧など17カ国に納入されています。そのほか、海外へ進出している日本の製造業企業などでもさまざまな検査装置が使われており、当社全体の売上比率も海外の割合が高まっています。
地域社会の課題を解決する
新規事業にも注力
お客さまや同僚を大切に考えられる
気遣いや思いやりが何よりも重要
株式会社ニューリー・土山
- 所在地
- 滋賀県甲賀市土山町北土山979-1
- 設立
- 1990(平成2)年7月
- 従業員数
- 63名
- 売上高
- 12億8,000万円(2022年9月期)
- 事業内容
- 基板検査装置・基板検査治具の開発製造業
- 企業サイト
- https://www.newly-t.com/