村上商事株式会社
- 販売(小売)・運輸・サービス
- ガソリンスタンド運営、石油製品販売、洗車事業、コインランドリー運営、カード事業
関西版2026(2024年12月発行)
地元・北近畿の発展のために
多角的に事業を展開
地元・北近畿の発展のために
多角的に事業を展開
村上商事株式会社 代表取締役社長
村上 俊英 氏
PROFILE
1948(昭和28)年京都府綾部市生まれ。父である先代村上一郎の後を継ぎ、生活の総合商社として地元北近畿の発展に尽力。石油・ガス・電気・ホテル・飲食事業などさまざまな事業を通し、利便性・快適性の高い生活インフラの整備を推進。大学生向けのカード事業も計画中。
先代が掲げた社訓を守り
さまざま事業に取り組む
多角経営を行う2代目の使命として常に意識しているのは、武田信玄の「人は石垣、人は城、人は堀」の言葉にならって組織を強固なものにし、安定して事業を継続していくことです。会社は私個人のものではありませんから、始めた事業を簡単に止めるわけにはいきません。地域の期待に応えるサービスを提供し、働いてくれる社員の生活を守る、頼りにされる企業でありたいと思っています。
社会のニーズに応える
新プロジェクトを展開
また、地域の燃料供給を担う社会インフラ企業として、頻発する自然災害に備え、全社を挙げた防災対策に取り組んでいます。一例ですが、氷上SSには500キロリットルのタンクを整備し、緊急用の発電機を設置。万が一のときには、地域住民の避難場所として店舗の2階を開放する用意をしています。さらに私の故郷の物部SS周辺の2,000坪の敷地に、災害時の避難場所やドクターヘリの発着所の建設を計画。広大な敷地と豊かな自然を活かそうと名産である丹波栗農園の開設や大型駐車場の整備も検討しており、平時は観光拠点としての活用を想定しています。
「3つの矢」の中でも業績が好調なカード事業には、当社プロデュースの「F1クラブカード」、日々の買い物で地域経済の活性化を後押しする「たんたんともだちカード」「法人JCBたんたんともだちカード」などがあり、好評を博しています。カードのご利用でさまざまなメリットが付与され、利用金額の一部が地方創生に役立てられています。
私の最終目標は生まれ育った北近畿を発展させ、日本一の観光地にすること。今後も地域に役立つ事業を展開し、一歩一歩、夢の実現に近づいていきたいと思っています。
ワンチームになり
お客さまの信頼を得る
村上商事株式会社
- 所在地
- 京都府福知山市土師宮町1-93
- 設立
- 1967(昭和42)年3月
- 従業員数
- 95名(グループ全体)
- 売上高
- 78億3,686万円(2024年5月期)
- 事業内容
- ガソリンスタンド運営、石油製品販売、洗車事業、コインランドリー運営、カード事業
- 企業サイト
- https://www.murakami-g.co.jp/