株式会社アクアテック

弊社では20代、30代の社員が多数働いています。グループ全体で総勢60名の会社ですが、20代、30代の若手が6割を占めています。
そうした観点からも彼らによりよく働いてもらうために、今年は２つの点で新たな取り組みを始めました。そのひとつが組織運営の改変です。
これまで、現場に多くの業務が集中して負荷がかかっていたので、そこの改善に務めました。社内に購買課と品質安全課を新設して、バックオフィスの強化を図ることにしたのです。
購買課は材料の仕入れ先の情報をタイムリーに流して、品質安全課は外部から人を採用して品質管理に関する専門業務を担ってもらいます。こうして各自の業務を明確に分担することで、現場も自分たちの仕事に集中でき、皆が自分の持ち場でスペシャリストになっていけると考えています。

２つ目ですが、福利厚生として「ハイパーメディカル保険」に全社員が加入しました。これは社会保険ではカバーできない病気による入院など必要になった際に補償する保険で先進医療にも適用されます。
職場や年齢に関係なく、誰だって病気にかかる可能性はあります。そのときに従業員の安心・安全を会社が担保したい思いで加入しました。これらの新たな試みによって、一人ひとりが自分の仕事を大切に集中して取り組めると考えています。
また、若手が多いと、私自身にも大いにプラスの影響を与えてもらっています。たとえば、会議などで若い社員が現状を話す中で、「次はこういうことに挑戦していきたいです」と前向きな声を聞く場面がたくさんあります。それを聞くと、私も勇気をもらうし、自分もさらに頑張ろうとポジティブな思いに駆られます。

弊社の事業内容は、給排水や衛生設備工事の設計から施工管理までを行っています。業界的に若手がなかなか入ってこないという声を耳にすることもありますが、弊社は働きやすさに関してつねにブラッシュアップすることで、若手が働きたいと考える環境を提供しています。新人であれば入社後の３ヶ月間で社会人としてのマナー、建築設備の基礎である図面の読み方や作成、配管接合などを丁寧に教えていきます。６人の優秀なマネージャーと頻繁にミーティングを行い、現場の回し方や育成についても議論を重ねながら、働く人が成長を実感できるように努めています。
弊社のマーケットは神奈川県が中心です。県内には約2000社の設備会社が存在していますが、その中から弊社の技術力や対応力を信頼して発注いただいています。これは弊社のモットー「親切、丁寧な対応」を忠実に実行することで、お客様の期待に応え、「アクアテックに頼んでよかった」と言ってもらえるからだと思います。また、高い技術はもとより、その前後で発生する見積り提出やメンテナンスにも誠心誠意尽くすことにも務めています。このように顧客にとっても、弊社で働く人たちにとっても、必要とされ、そして、期待を上回る会社として今後も成長していけたらと考えています。