山本商事グループ
- 製造・建設・販売(小売)
- リサイクル、産業廃棄物最終処分・中間処理・収集運搬、砕石砕砂製造販売、土木建設、新エネルギー、電力
関西版2026(2024年12月発行)
総合力とチャレンジ精神で
時代の一歩先を行く
総合力とチャレンジ精神で
時代の一歩先を行く
山本商事グループ 代表取締役
山本 譲二 氏
PROFILE
1982(昭和57)年、奈良県生まれ。16歳で父が経営する山本商事グループに入社。各現場を回り経験を積んだ後、32歳で父の跡を継ぎ2代目社長に就任。その後、地域貢献への想いとあふれるアイデアで、次々と新規事業を立ち上げる。
人の永遠のニーズへの挑戦
「ことほぎ温泉」ブランドを世界へ
たとえば、近年最も力を入れている化粧品事業と飲料水事業もそうです。それまで当社が手がけてきたものとは少し毛色の異なる事業を始めることになったのは、橿原市にある弊社敷地内から湧出した「ことほぎ温泉」がきっかけでした。炭酸水素イオンやメタケイ酸などの天然ミネラル成分を豊富に含み、さらに飲むことも可能という特別な温泉水に可能性を感じ、何かできないかと考え誕生したのが、高級基礎化粧品「エクリードプレミアムシリーズ」と、飲む美容温泉水「EMINERS(エミネラス)」です。どちらも発売以来好評ですが、中でもエミネラスは「JAPAN AQUA AWARDS」で3年連続、「International Taste Institute」は2年連続で最高賞を受賞するなど、国内外で高い評価をいただいています。また、新たな取り組みとしてこの温泉水を用いた日本酒の製造にも現在着手しています。仕込み用の酒米には当社の地元・御所市の金剛葛城山麓米を、醸造は生駒市の中本酒造に依頼するなど“メイドイン奈良”にこだわり、ほかにはないプレミアムな日本酒を国内だけでなく世界に向けて発信したいと思っています。さらに醸造時の副産物である米ぬかエキスと酒粕エキスは化粧品に転用し、従来品よりハイグレードな製品もリリースする予定です。
これまでBtoCビジネスを手がけたことがなかった当社にとって化粧品や飲料水事業に進出することは大きな賭けでもありましたが、美容や健康といった人が求める“永遠のニーズ”とも言うべき分野に挑戦することは、当社のさらなる飛躍のためにも大変意義のあることだと私は思っています。
国内の都市鉱山開拓を
他社に先んじて本格化
頼れる仲間とともに成長し
挑戦し続けたい
当社は創業以来、「総合技術で新時代を創る」を合言葉に前進してきましたが、これからも生まれ育った奈良の地を愛し、みなさまに愛される企業として常に挑戦し続けてまいります。
山本商事グループ
- 所在地
- 奈良県御所市城山台587-3
- 設立
- 1985(昭和60)年4月
- 従業員数
- 145名(グループ全体)
- 売上高
- 120億円(2024年9月期)
- 事業内容
- リサイクル、産業廃棄物最終処分・中間処理・収集運搬、砕石砕砂製造販売、土木建設、新エネルギー、電力
- 企業サイト
- https://www.yamamoto-group.co.jp
- https://www.facebook.com/yamamotoshojigroup
- https://www.instagram.com/eclead_beauty_jp/