株式会社米谷産業
- 製造・販売(小売)・販売(卸)
営業職/総合職/その他
勤務先:北海道(旭川市)
北海道版2026(2025年4月発行)
ポスト・コロナから新時代へ
米谷Brosが臨む、アジア戦略

ポスト・コロナから新時代へ
米谷Brosが臨む、アジア戦略
株式会社米谷産業 (左)取締役統括部長
米谷 暢一 氏
よねや よういち
株式会社米谷産業 (右)取締役営業本部長
米谷 侑治 氏
よねや ゆうじ
PROFILE
(左)1986年旭川市出身。大学在学中に教員免許取得。卒業後は教員にならず、東京食肉卸「(株)日南・(株)丸富商店」を経て2015年(株)米谷産業入社。工場長、取締役を経て2020年より現職。(右)1988年旭川市出身。大学卒業後、ムサシノミート(株)を経て、2016年に(株)米谷産業に入社。営業課長、取締役を経て現職。趣味はレザークラフト。座右の銘は「一生懸命」。
マーケティングに強み
食肉業界のパイオニア
焼肉店やホテルなど外食産業への食材供給のほか、塩ホルモンブームの火付け役となった「炭や」シリーズなどスーパー向けの加工商品など大口の卸売り先からBBブランドの小売販売まで広く確かな販路を有しています。また供給力を支える強みとして、新鮮で高い製造品質に加えて商品開発やブランド育成などマーケティング力に強みがあります。ヒット商品も数々世に出してきました。地場屈指の精肉会社として胸を張れる企業を目指し、2024年に20億円の売り上げを達成しました。
米谷産業70年の歩み
北海道の食文化の発展と共に
1990年代に入り、札幌近郊の一般家庭の需要の高まりを受けて札幌営業所を開設。家庭向け塩ホルモン、豚トロを開発。90年代後半になるとコンビニ需要も高まり、惣菜及びデリカ部門向けの工場を新設。また北海道物産展で全国の百貨店催事に出展するなど製造と販売の両面を伸ばしてきました。2012年にはB級グルメ「旭川しょうゆホルメン」を展開。旭川ラーメンのニューウェーブとして今や地元ですっかり定着しています。2019年には旭川空港フードコートに自社ブランドによる「鉄板焼 旭人(ASATO)」を開業。ポスト・コロナを迎え、インバウンド需要も追い風に、創立70年に向けて「いざ進もう!」というところです。
人材、組織づくりから販路まで
アジアに向かう三代目の視点
これまでのリサーチで概ねアジアに絞り、国民性や食文化、将来性を見据えてネパール、台湾、ベトナムに着目しています。高等教育を受けた管理職候補となる人材を積極的に海外に求めていきます。また、自社ブランドの飲食業態やPB商品の輸出販売を旭川市との官民連携も活用し、開拓していきます。人材確保と販路構築、そして現地での工場生産。目指すは、現地調達、現地販売のサプライチェーンの構築です。新鮮なホルモンを七輪でモクモクと焼き上げる炭やのスタイル。この体験を海外に広げたい。旭川、北海道の食肉文化を世界に発信する。それが私たち三代目の使命です。
▼「肉のスペシャリスト」として米谷産業がプロデュースする「鉄板焼 旭人-ASATO-」。旭川空港内フードコートに店を構え、出張客や旅行客、インバウンドから人気を集める。
株式会社米谷産業
- 所在地
- 〒079-8421
北海道旭川市永山11条2-4-7 - 電話番号
- 0166-22-7637
- 設立
- 1976(昭和51)年11月
- 従業員数
- 120名
- 売上高
- 20億4,686万円(2024年9月期)
- 企業サイト
- https://www.y-yoneya.co.jp/
- https://www.instagram.com/yoneya_sangyo/
- https://www.facebook.com/y.yoneya.rakuten/