和光エンジニアリング株式会社

弊社の事業は「施工」「盤製作」「設計」が3つの軸となっています。施工とはプラント・工場の受変電設備の配線工事、各種機械設備の計装機器取付。盤製作は各種の制御盤、動力盤、受変電設備の設計・製作。設計は各種盤からソフトまで施工設計です。主なお客様は官公庁プラント関連及び民間会社です。今年度は、さいたま市水位情報システム子局保守点検業務、八千代ポンプ場脱臭設備工事に伴う薬品注入ポンプ制御盤改造、新河岸水再生センターの仮設水位警報盤設置作業などに携わっています。個々の施設によって仕様が変わるので、お客様から直接オーダーを受け、そのニーズに合わせた形で提供しています。設計、現場施工からメンテナンスまで、弊社が積み重ねてきた経験と知見によって、お客様の電気に関わることにお役に立ちたいと取り組んでいます。
弊社のモットーはお客様からの依頼は「断らない、あきらめない」です。仕事は断ってしまえば次回の依頼にはつながりません。社員には「一見難しそうな案件であっても、まずは会社にもち帰ってきてほしい」と指示しています。社内で経験豊富な熟練の技術者たちを混じえて話し合うことで解決の光明が見えてきます。お客様が必要だと考えている仕様とは他の形でコストを下げて実現することもできます。粘り強く、みんなで考え、お客様に納得してもらう提案をするようにしています。今年、株式会社繁忠電機製作所がグループに加わったことにより、さらに幅広い形でお客様への提案ができるようになりました。

弊社の経営指針には「カッコ良いことをする」をMission　Valueのひとつとして掲げています。そのため、ふだんの業務や立ち振舞いにおいても「それはカッコいいね」と褒めたり、「そのやり方はカッコよくない」と指摘したりしています。男女関係なく、誰の心にも響く言葉だと考えており、カッコいいと言われれば私自身もとても励みになります。そこで、弊社としては、通常の業務にプラスして、未来に向けたカッコいい事業を目指しています。私は弊社のほかに電気通信会社の株式会社共栄電設と、2022年1月より株式会社繁忠電機製作所の代表取締役を兼任しています。現在、これらの和光グループ全社の力を使って、エネルギー事業に特化したプロジェクトとしてＥＶ(電気自動車)事業に取り組んでいます。今後近年中に形にすることを目標にして、社員一丸となって夢に突き進んでおります。

何のために働いているのかと尋ねた時に「会社のためです」という返答は私には受け入れられません。会社のためではなく、家族など大切な人のために仕事をしてほしいからです。その気持ちで頑張ってくれることが、自然と会社のためにもなると私は考えています。あとはチームワークが重要な仕事なので、協調性をもって周りと馴染んでもらえば十分です。電気や機械に関する知識や技術は後からついてきます。弊社では知識や技術の習得については全面的にバックアップしています。第一種・第二種電気工事士、電気工事施工管理技士など資格が必要な業務もあるため、社内実技講習や教育実習制度など資格取得への支援は惜しみません。皆で一緒に働くことに楽しみを持てるような人と仕事をしたいと考えています。