株式会社辻プラント
- 建設
事務職/技術職/その他
勤務先:北海道※製品を設置する現場は北海道内・外にあり
北海道版2025(2024年4月発行)
グループで「お客様の為に」
夢をかたちにする技術

グループで「お客様の為に」
夢をかたちにする技術
株式会社辻プラント 代表取締役社長
佐々木 祐司 氏
ささき ゆうじ
PROFILE
高校卒業後、建設業者に入社し3年程経験を積む。21歳の時に(株)辻プラントに入社。2015年7月、取締役社長に就任。2020年7月、代表取締役社長に就任し、今日に至る。その他、グループ会社の運営に携わり、グループ全体の品質およびサービスの向上に注力している。
グループであるメリットを
お客様に還元する
当社では、1989年の設立以来、工場や下水処理施設などの機械器具、設備の設置工事や、それに付随する管工事を手がけ続けています。関連工事を担うグループ会社12社を設立するとともに、旭川、留萌、白糠などで事業を展開する6社をM&Aによりグループ会社化し、現在は全19社の体制となっています。グループ会社同士での上下関係はつくらず、スムーズな協力体制を構築しています。どの企業にご相談をいただいてもグループ内で解決できるような、発展的な関係性を目指しています。
当社はいわゆる機械設備会社ですが、一般にはなかなかイメージを持ちにくいと思います。創業当初は溶接など、現場での技術的な対応を中心に行っていましたが、近年では現場管理などトータルで工事一式を請け負うことも多くなりました。
私たちの仕事は、お客様のニーズをしっかりと聞き取ってかたちにしていくことです。エネルギー、食品、ライフラインなど、さまざまな分野のプロジェクトがあり、現場も多様です。その現場に合わせたオーダーメイド的な仕事も多く、変化に富んでいます。業務内容を一言で言い表すことは難しいのですが、裏方として着実に経験を積み重ねていく喜びを感じられます。
「現場は生きもの」
常に変わっていくことの魅力
ひとつだけ挙げるとすれば、チャレンジができる人材は重宝されます。初めは失敗するのは当たり前。例えベテランの職人であっても、失敗することもあります。正確さが求められるこの世界で、大きさに関わらずミスはミスですが、重要なのは、焦らずにどんな場面においても機転を利かせることです。失敗を恐れず挑戦し、経験を重ねるにつれて応用力が身についてくるはずです。
建設業界全体においては、人材不足が深刻な課題です。特に若い人材の確保や教育については、しっかりと対策を講じていく必要があります。当社では新入社員には指導役をつけますが、指導役は固定せず、どの社員でも流動的にサポートができるように工夫しています。いわゆる職人的な「見て覚える」指導だけでは伝わりきらない場面もあるので、一人一人に合わせた指導を心がけています。
創業者の理念を受け継ぎ
さらなる発展へ
当社の創業者であり、25年以上、共に仕事をしてきた代表取締役会長の辻信太郎からは、いまだに学ぶところが多いです。基本的なことですが、人の縁を大切にすることで仕事がついてくるのだということを彼の背中から学びました。コーポレートスローガンである「お客様の為に」という言葉の意味を自分なりに追求しながら、軸をぶらさずにこの先も事業を展開していきたいと考えています。
株式会社辻プラント
- 所在地
- 〒003-0876
北海道札幌市白石区東米里2124-45 - 電話番号
- 011-872-9764
- 設立
- 1989(平成元)年11月
- 従業員数
- 26名
- 売上高
- 11億2,234万円(2023年5月期)
- 企業サイト
- https://www.tplant.co.jp/