株式会社トーケミ
- 製造
- 水処理用ろ材の製造・販売、ケミカルポンプおよび周辺機器の製造・販売、環境保全機器の販売、各種工事設計施工
営業職/技術職
勤務先:大阪、東京、その他営業所、福岡
関西版2025(2023年12月発行)
60年培った水処理技術で
世界から必要とされる企業へ
60年培った水処理技術で
世界から必要とされる企業へ
株式会社トーケミ 代表取締役社長
細谷 卓也 氏
PROFILE
1970(昭和45)年、大阪府生まれ。大学・大学院では土木・建築工学を習得。世界有数のケミカルポンプメーカーであるドイツのプロミネント社で勤務した後、1997(平成9)年トーケミへ入社。数々の部門で実績を積み2023(令和3)年4月、代表取締役社長に就任。
業界トップクラスの
水処理機器の総合メーカー
そんな当社の柔軟かつ幅広いご提案と高品質の製品づくりは、官公庁や大手メーカーからも高く評価いただいており、水道水はもちろん、工業用水や農業用水、さらには学校・ホテルのプール、海遊館やユニバーサルスタジオジャパンといったテーマパークなど、あらゆる場面で当社のろ過材やポンプなどが使用されています。
持続可能な事業スキームで
世界の水問題解決に貢献
なかでも東南アジアのラオス人民民主共和国では、JICA(独立行政法人国際協力機構)のプロジェクトに参加し、高濁度対応型浄水装置の普及・実証事業を実施。以降もラオスでの水道事業に携わり大きな成果を上げています。
この事業で重要視したのは、できる限り現地の人や資材を現地で調達すること。当社からは水処理のための方法やノウハウをレクチャーしますが、実際に水処理装置の資材の調達や建設、またメンテナンスを現地のスタッフで行う事で、水道事業の継続的な運営と雇用の創出を目指しました。その結果、首都部でも水道普及率が低く、慢性的な水不足に悩まされ続けていたラオスで、約1000世帯(約6,600人)へ24時間利用可能な浄水の供給が可能になると共に、現地の経済発展にも貢献。
こうした当社の取り組みは、JICAやODAからも高く評価いただきました。今後はラオスでの成功体験を基に、ミャンマーやカンボジアなどの東南アジアやアフリカ地域をはじめとする、世界の発展途上国の水問題解決に向けてより注力していきたいですし、当社の売上における海外比率を、現在の3倍まで拡大したいと考えています。
“100年企業”目指して
今後の女性活躍に期待
またコロナ禍を機にリモートワークも進み、子育て世代の人でも働きやすい環境が年々整ってきております。こうした取り組みの甲斐もあり、勤続年数も他社に比べ長いのも特徴です。そこで、今後は積極的に女性の管理職を登用したいと考えていますし、細やかさや気配りを活かして、よりサービスの質を向上していければと思っています。
この仕事の魅力は、景気に左右されない安定した仕事であること。そして何より、日常に必要不可欠な「水」を扱う社会貢献度の高い仕事であることです。生活インフラを支える仕事に誇りを持ち、社会に必要とされる“100年企業”を目指して、これからも進化し続けてまいります。
株式会社トーケミ
- 所在地
- 大阪府大阪市淀川区田川北1-12-11
- 設立
- 1965(昭和40)年8月
- 従業員数
- 180名
- 売上高
- 77億円(2023年3月期)
- 事業内容
- 水処理用ろ材の製造・販売、ケミカルポンプおよび周辺機器の製造・販売、環境保全機器の販売、各種工事設計施工
- 企業サイト
- https://www.tohkemy.co.jp/