安全にも配慮した
ガスと周辺機器を提供
当社は工業用ガス製造の国内トップ・大陽日酸の子会社として札幌と苫小牧をはじめ道内各地に事業所や工場を有します。産業向けはもとより医療用の各種圧縮ガスや液化ガス、溶解ガス、液化石油ガスなどを取り扱い、酸素、窒素、アセチレンガス、アルゴンガス、炭酸ガスは自社で製造、全体のガス売り上げに占める自社製品比率は70%以上になります。ガスは安全管理なども重要になってきますので、システムの販売や施工、溶接、溶断機器や副資材の販売なども一緒に行うことが多くなっています。保安にも関わる重要な仕事ですからライセンス取得などのバックアップは会社としてもしっかり行っており、OJTをはじめ、セミナー関係の方の力も借りながら研修へも積極的に参加。グループの強みを活かした大きな知見や専門の研修設備もあるので、本州で一緒に学んでもらうなどし、危機管理も徹底しています。
深い理解と知識で
未来を見据えた提案を
営業的には親会社と連携することで、大手に営業をかけられる利点もあります。どちらかというと北海道は第二次産業が本州に比べれば少ないのですが、親会社の持つ情報とも照らし合わせ、我々がまだこちらで扱ったことのない商材の活用方法がないかなど、常に模索しています。北海道へ半導体大手「Rapidus」がやってきたことは大きなニュースですが、現在は本社が対応しています。我々は半導体そのものよりもそこにどうやってガス業界が持つ商材を合わせられるか、どう広げていけるかを考えるのも腕の見せ所です。ただ我々はあくまでも北海道の地場の会社。地域に根差した小中規模の鉄工所さんなどのお取引が大きな収益となっていますので、これからも大切にしていきたい気持ちに変わりはありません。ガスはお客様の範囲が非常に広いです。そのため各分野の景気の良し悪しに影響されにくく、安定している強みがあります。作ったガスをただ売るのではなく、そこでどのように使われているかを深く理解し、その上で最適な提案を続けていかなければ、単純にガス供給事業者で終わってしまう。営業マンが業界ごとの知識をそれぞれきちんと持ち、広げているかが重要となります。
若く柔軟な発想と
好奇心あふれる人材を
そのためこれまでは中途採用が主でしたが、会社の文化や企業風土を根付かせる点において、近年では新卒採用も積極的に行っています。特にガスは使い方の変化もあります。最近でいうと自動車は電気自動車へと大きく変化してきました。ガソリン自動車産業は我々の最大のお客様でしたが、例えばエンジンからモーターになると、今度は相手を電気屋さんと認識して対応していかなければならないのです。その辺りを考えながらお客様のニーズを敏感に察知できる能力はもちろん、豊富な知識も必要になってきます。だから自分で成長を意識できる人材が理想ですし、若い発想で柔軟な意見を積極的に出してもらいたいです。
横の結びつきにを大切に
より働きやすい環境に配慮
オフィスはフリーアドレスを採用しており同じ部門以外の社員同士もコミュニケーションが取りやすい環境です。働きやすさを考慮して福利厚生面の充実を図り、札幌市からワーク・ライフ・バランスplus企業(ステップ3)に認定されました。また社員の心身の健康を守るため2019年には「健康事業所宣言」をいたしました。今後も時代を読んだ戦略でエンジニアリング提案など、いろんなことに挑戦していきたい。そうすると必然的に配管施工業者の方や設備関係といったパートナー企業との連携が不可欠となってきますから、多くの方々と協力しあって北海道の産業を盛り立てる一助となればと思います。