高い信用力と信頼力で戦略的な事業を展開
銅・黄銅等、あらゆる金属材料の販売や加工を手掛ける辰己屋金属。電気自動車を見据えたEV化の波を予測して、加工商社日本一を目指しております。当社の強みはなんといっても加工商社であること。1935(昭和10)年の創業以来、金属材料の仕入れ販売を行う商社として事業を行ってきました。しかし先代にあたる私の父が、従来の商社から一歩先をいく企業を目指すため、1985(昭和60)年に、切削やパイプ曲げといった金属加工の事業にも着手しました。一般的な加工メーカーでは店、商社から材料を仕入れて、それを加工するのが通常の流れですが、当社では商社と加工メーカーを兼ねているため、材料の調達メリットがあり、お客さまに高品質な加工品をより安く提供することが可能です。当時としては画期的なことで、今でこそ商社とメーカーの機能を合わせもつ加工商社も増えましたが、そのころは皆無。当社、辰己屋金属は加工商社のパイオニアでした。以来ワンストップの利点を活かして、柔軟な提案やきめ細かな対応で、全国の顧客のみなさまから絶大な信頼をいただいています。
IQ(知能指数)を超えたEQ(心の知能指数)の追求
私自身かつてアメリカ留学した際に、当時まだ日本では普及していなかったインターネットビジネス目を付け、帰国後当社に入社した際には、業界でいちはやくネット事業をビジネスとして展開しました。時代を先読みし、挑戦を続ける気持ちは当社の最大の強みです。ですから当社を希望する皆さんには単に「頭がよい」ことではなく、そういったEQ(心の知能指数)を大切にしていただきたいと思っています。コロナ禍中、辛い思いもあったでしょうが、素直な気持ちで変わらず挑戦を続けてほしい。心の働きの中でも私たちは「感謝」がとりわけ重要だと考えていますが、感謝とはどんな苦しい状況にあっても、自身の恵まれた部分に気が付ける心の力だと考えています。社員の皆さんのEQ の向上を願うと同時に、私たちの会社を誇りに思っていただけるよう、「社格」を高める努力を続けています。そんな私たちの思いの「見える化」のためにSDGsの取り組みはもちろん、経済産業省から、地域の健康課題への取り組みを証明する「健康経営優良法人」の称号を得たり、消費者庁が推進する「消費者志向自主宣言」をしたり、といったことに積極的に取り込んでいます。未経験の方はご不安も多いでしょうが、当社の研修制度には定評がありますから安心していただきたいですね。新人のみなさんは先輩社員と組んで、じっくり仕事の段取りや考え方を学んでいただけますし、仕事の段階に応じ提供しているセミナーは、高い技術力とともに広い視野が得られると好評です。当社での仕事が安定した生活の基盤となるよう「終身雇用制」「定期昇給制」を採用しており、多くの社員さんに、長く働いていただいています。
100年企業は通過点目指すは150年、200年
私が60歳になる時、当社は100周年を迎えます。その時には従業員数百人、売上高100億円を達成するのが目標です。現在は従業員約70名、売上高36億円ほどですが、このコロナ渦中も将来を見据えて淡々と準備を進めてきました。今後目指す分野は、市場急拡大の自動車関連。最新鋭の器機導入やITの活用で業務を更に効率化し、目標達成を目指します。共に挑戦するみなさんをお待ちしています。