大北土建工業株式会社
- 建設
北海道版2025(2024年4月発行)
積み重ねた歴史を大事にし、
時代に合った感性で挑戦を

積み重ねた歴史を大事にし、
時代に合った感性で挑戦を
大北土建工業株式会社 代表取締役社長
荒木 崇宏 氏
あらき たかひろ
PROFILE
富良野市出身。1985年生まれ。2009年3月鹿児島大学を卒業。藤田観光(株)に入社してホテルマンとしての経験を積む。2014年、大北土建工業(株)入社。現場を経験したのち、管理部門で経験を積み、社長室長を歴任。2021年、大北土建工業(株)の取締役副社長。2023年6月、大北土建工業(株)の代表取締役社長に就任。
富良野の地で約80年
地域で「さん付け」される企業へ
直近では令和4年度に施工した「北海道縦貫自動車道 士別市多寄改良外一連工事」について北海道開発局より局長表彰、「鳥沼宇文地区北6号用水路東7線工区工事」について旭川開発建設部より部長表彰を受けました。2023年7月には北海道開発局より「令和5年度工事成績優秀企業」として認定されるなど、着実に実績を積ませていただいております。
社長に就任して掲げた目標は、祖父と父が築き上げた理念を継承しつつ、社員と共に時代に沿って変化し、成長していく企業を目指すことです。地域で「さん付け」される会社を目指し、富良野を代表するゼネコンとして地元で誰もが知る会社を築きあげた先代に感謝しつつ、時代に合わせながら、誇りを持って挑んでいます。
大地をデザインする建設グループ
すべての人にこころくばりを
グループ理念に「こころくばり」を掲げています。土木業界は土地があって成立し、デジタル化が進む中でも変わることはありません。だからこそ地域へのこころくばりを大切にし、「ふらの北海へそ祭り」など地域の祭りに参画しています。富良野で生活するすべての人のために、働く人も、生活する人にもこころくばりを忘れずに接しています。
今も続いているのが、年度末の家族へのお手紙の配布です。会社で頑張る社員を支えてくださっているのは家族。賞与には家族の支えがあることへの感謝を伝えております。各社員への幸せへのこころくばりの一環として従業員慰労会を年末に開催し、配偶者・お子さんもお招きしたホテルバイキングで楽しいひと時を過ごしていただいています。
トップダウンから現場主義へ
個々が自立する強い集団に
安定・継続は大事なことですが、同時に新しいことを革新的にやっていこうというものがないと会社の発展はなかなか難しいと思っています。慣れて居心地がよくなると、新しいことへの取り組みにくくなりがちですが、そこを乗り越えて新しいことに挑戦することが必要です。DXやICTを活用した効率化を進めながら、時代に合う働き方のできる管理体制や組織を形成していきます。時代に合った感性に適応できることが必要となってきます。
富良野市を代表する企業として、地域に根ざした活動を続けながら、新しい技術やアイデアを取り入れ、業界に新たな風を吹き込んでいくことが私たちの使命です。皆さんの新たな力と情熱が、大北土建工業および大北グループの未来をさらに明るくしてくれることを心から信じています。新しい時代を共に切り開いていける方々の挑戦を、私たちは待ち望んでいます。
大北土建工業株式会社
- 所在地
- 北海道富良野市本町8-1
- 電話番号
- 0167-23-1111
- 設立
- 1944(昭和19)年4月
- 従業員数
- 54名
- 売上高
- 40億8,029万円(2023年4月期)
- 企業サイト
- https://www.taihoku-group.co.jp/